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出来るビジネスマンが、婚活でつまずく8つの要因

ビジネスマンの婚活

仕事にストイックな人は要注意です。

私が主催している婚活イベントに参加する人は、仕事において優秀な人が実は多いです。しかし特に男性に言えますが、人生に野心的で仕事では常に結果を出し、休日も勉強や人脈形成に時間を惜しまない。周りからも頼りにされる会社のエースが、恋愛につまづくことは少なくありません。

そこで今回はビジネスの常識を仕事に当てはめたらどうなるか、まとめてみました。

出来るビジネスマンが、恋愛でつまずく8つの要因

QCDを意識してしまう

婚活QCD

「QCD」とは、品質(Quality)、価格(Cost)、納期(Delivery/Time)をまとめた略語ですが、ビジネスではとても重視される3要素です。

しかしこれを恋愛や婚活に当てはめてしまうと、おかしなことになります。

たくさんの出会いイベントに参加して多くの人に会った(コストをかけた)のだから、自分にとって最適な人が見つかる(品質が上がる)はず。

安いレストランより高級なレストランにデートに誘えば(価格が上がれば)、相手は満足してくれる(品質が上がる)とか。

×回デートした(決められた納期が来た)から、そろそろ告白しようとか。

言葉にするとそんな人はいないよと思ってしまいますが、実際に恋愛では「こんなに頑張ったのにこの人では割に合わない」と感じる人はよくいます。

PDCAを回してしまう

「PDCA」とは、計画(plan)、実行(do)、評価(check)、改善(act)の流れで行う、業務改善方法です。

これは恋愛経験が極端に少なく、常識的な範囲でつまずく人には有効ですが、それ以降は足を引っ張ることもあります。

前は3回目のデートで告白して振られたとか、メールの文面が馴れ馴れしすぎたかもしれないなど。

実は恋愛において、振られた本当の理由や上手くいかなかった原因が分かるのはまれです。あなたを傷つけないように相手も無難なことしか言いませんし、前の失恋を気にしすぎて今の相手を色眼鏡で見るのも考え物です。

恋愛は十人十色。直せば確実に良くなるという考えだと、落とし穴にはまります。

振られたあとになぜ振られたのかを聞いてはいけない理由と対処法

ホウレンソウがないと怒ってしまう

報告、連絡、相談と、仕事では基礎中の基礎と呼ばれるものです。ですが恋愛でこれを求めすぎると、窮屈な関係になります。

メールは毎日しなければならないというルールができると、人によってはものすごく苦しくなります。また恋人であれば隠し事は不要なんて、10代の幻想です。

大切な相手だからこそ、放っておく時間も思いやりです。連絡を義務化せずとも、お互いを信頼できる。そうした関係を築きたいものです。

スペック比較するから

相手を条件で比較しすぎると、良い恋愛はできません。

内面を見て、欠点すら愛してしまうくらいの覚悟がないと、他人と一緒になるのは難しいです。

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セクハラを怖れすぎるから

男性に多いですが、婚活イベントでプライベートな質問をまったくしない方がいます。会話下手なわけではなく、雑談は盛り上がるのに中身がないのです。

これは会社でセクハラ研修を受けたりしていて、こんなことを聞いては失礼じゃないかと、萎縮しているためでもあります。本来のセクハラであれば職場だろうと婚活イベントだろうとまずいですが、相手のことを何も聞かないのであれば、それはやはり極端です。

私が開催しているイベントでは、この問題が起きないように、私が積極的に場の空気を壊しにいっています。好きなタイプの話などを振りながら、無難な話だけでは終わらないように気を使うコーディネーターのいるイベントは、相手の人柄を理解しやすくなります。

レッドオーシャンに突き進むから

競争の激しい市場をレッドオーシャン(血で血を洗う海)、競争相手のいない市場をブルーオーシャン(穏やかな海)なんて言います。

血気盛んな会社だと、レッドオーシャンで1番を取ることに価値を求めることもあります。今を時めく俺のフレンチなんて、銀座だけに集中出店してましたしね。

しかしどんなにビジネス戦闘力が高い人も、恋愛で同じ力が発揮できるとは限りません。そんな人がレッドオーシャン(美人とか、年収高いイケメンとか)に向かうと、血を出す側になってしまいます。

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ガラパゴスを嫌うから

恋愛は二人だけの世界です。グローバルスタンダードから、一番遠いところにあります。

いかに「普通」から離れた場所で「二人だけで共有できるもの」を作れるか、いわば世間に見せられない秘密を持てる関係になれるかが勝負です。

これは自分が人と異なる部分を、自己開示できるかという話でもあります。何でもかんでも周りを気にしていたら、恋愛はすぐに冷めてしまいますよ。

プライベートのプライオリティを上げないから

ここまで書いた中でも、一番本気の項目です。プライベートのプライオリティ(優先度)を上げない人は、恋愛で痛い目を見ます。

もちろん、毎回プライベート優先というのは難しいですが、常にプライベート後回しな人はたくさんいます。

仕事を放り投げてでも相手のもとに駆けつけるくらいの気概は、恋愛において必要です。

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まとめ

仕事ができて恋愛も順調な人と、仕事はすごいのに恋愛となると途端にダメになる人には違いがあります。

それは仕事と恋愛の進め方を、切り分けられるかどうかです。上手くいかない人は、恋愛も仕事と同じアプローチで、人に接しようとしてしまいます。

会社に来ていく服はあるけど、遊びで来ていく服がない人は、まずは服を買ってみましょう。職場では上手く話せるけど婚活の場で話題がない人は、まずは身の回りで楽しめるものを増やしてみましょう。デートをしても敬語が崩せない人は、ため口での会話に慣れてみましょう。

オンオフの切り分けが苦手な人は、意識してスイッチを替える必要があります。職場の人と同じ接し方で異性と接しても、堅苦しいだけで終わってしまいますよ。

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