あなたが男性なら結婚するのにと発言する女性の落とし穴

07婚活コラム

女性同士の内緒話

婚活イベントを開いていると、女性からよく聞く言葉に、「あなたが男性だったら、絶対に恋に落ちたのに（あるいは結婚するのにとか、デートに誘うのにとか）」という言葉があります。

男性が男性に「君が女性なら恋に落ちたのに」と言った場面には、私はまだ出くわしたことがありません。ですが女性は多いです。

しかしぶっちゃけて言えば、目の前の相手が本当に男だったとしたら、あなたは絶対恋に落ちてはいません。なぜなら同性の気安さは、異性では得られないものだからです。

もちろん本人も冗談で言ってるわけですが、それでもこの発言は男性を遠ざけます。初対面で女性と仲良くなることにかけて、男性が女性に勝てるわけがありません。そんな勝てない勝負に男性は引きずり込まれて負けた気になりますし、意識的にしろ無意識にしろ、その場の男性はみんな対象外という空気まで出てしまいます。

そこであなたが男性なら恋に落ちたのにと言う女性の落とし穴をおしらせします。

異性なら結婚

同性は異性より共感を得やすい存在です。心理的に同じ考えを持ちやすいし、恋愛はもちろん、日々の仕事や生活、ライフサイクルまで同じスタンスで臨めます。

簡単に言えば、自分が自然でありのままでいられるのは同性といるときです。

私（男）はなぜか一度、女子会に混ざったことがありましたが、生理の話なんてされても男性が共感してうなづけるはずもありません。

心理的な居心地の悪さを乗り越えたくない人は、婚活イベントで同性の友達作りに逃げやすくなります。

友情は絵画、恋愛は音楽に例えられます。絵は壁にいくつでも飾っておけますが、音楽は違う曲をいくつもかけたら騒音にしかなりません。

婚活では目の前の人がどんなに良い人であっても、切り捨てる場面が出てきます。それも必死に懇願してきた相手を全力で鞭打つようにです。

同性とだけいれば、こうした罪悪感は持たずにすみます。人生の選択肢で決断できない人も、友情に逃げがちです。

相手を選ばなくても済むということは、逆に言えば相手から選ばれなくても済むということです。

簡単に言えば、振られる心配がありません。切り捨てられる覚悟を持てない人も、友情に逃げがちです。

ということで、、、

同性と異性の距離感は全く異なります。「あなたが男性なら恋に落ちたのに」という女性はこの距離を敏感に感じ取っているからこそ、女性と仲良くしたがるのでしょう。

ですがそれは結局、逃げの姿勢でしかありません。

婚活イベントに参加して、同性と仲良くなれたことが最大の収穫だった人は、少し自分のスタンスを見直した方がいいですよ。

【参考記事】

婚活情報
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