怒りを活用することで、上手くいかない婚活は前に進む
婚活イベントを行っていると、(ごくごくたまにですが)強い怒りを私にぶつけられてくる方がいます。
それがイベントの運営に不手際があったとか、明らかに私に落ち度があるものであればいいのですが(へこみますけど)。
しかし恋愛がうまくいかない怒りは、私にはどうすることもできないんですよね。
「何人もデートに誘ったけど、誰もきてくれない。もっと本気で出会いを探している人だけに限定するべきだ」
「出会った人にひどいことを言われた。私みたいな想いをする人がいないよう、あの人は出入り禁止にしてほしい」
「気になった人に話しかけられなかった。主催者が取り持つべき」
「連絡先交換を断られた。連絡先を強制的に交換させるようにしてほしい」
などなど。
恋愛って感情のぶつかり合いです。なんでもありとは言いませんが、お友達ごっこでみんな平等なんてわけにはいきません。
あなたが人を(人生の一大決心として)選ぶように、周りも人を選ぶのです。容赦無く、躊躇なく、あなたを切り捨てます。その心構えと、自分が切り捨てられることへの責任を持てない人は、婚活の場へ出るべきではないでしょう。
「連絡先を自分から聞くことができなかったので、相手のメールアドレスを教えてほしい」
「デートのお誘いの声がかけられず、みんなで出かけようというグループに入ったら、その人はいつの間にか来なくなった」
「私を好きになってくれる人であれば誰でもいい」
「自分の運命の人を教えてほしい」
自分の恋への責任を放棄をする人は、やはり恋愛はうまくいきません。自分の恋愛に責任を持つということは、振られるリスクを取って自分で行動するということです。そして少しでもうまくいきやすくなるよう、試行錯誤を重ねることでもあります。
口を開けていれば誰かが餌を持って来てくれる巣箱の中で、恋愛はできません。
厳しい話ですが、すべての行動に責任を持つということは、良い恋愛をする第一歩です。逆に言えばもしもあなたが好きと言われても、すべてを人のせいにする人と家庭を築くことになったら、苦労するのは目に見えているでしょう。
ちなみに私自身は恋愛相談を受けていて、この人は本気で行動をするという意思の見える方には全力でお答えしています。どんな話をしても自分のこととして捉えようとしない方には、あたりさわりのないことを言って終わらせます。
「怒り」の正しい使い方は感情のままに発散することではなく、上手くいかない原因を探すシグナルとして用いることです。
何人誘っても誰もデートに来てくれないのであれば、そこには何かの原因があります。例えば以下の記事タイトルにいらっときた方は、リンク先もご覧になってみてください。
高望みもせず普通を求めているのに、結婚できない女性の5つの理由
「怒り」はとても強い感情なので、上手く使えば自分自身を成長させる起爆剤にもなります。怒りで成長できるかどうか。それは自分で自分に責任を持つ覚悟にかかっています。
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