恋愛感情がわからない、心がときめかない人におすすめする7つの方法
しばらく恋愛感情から遠ざかっていて、どうしたら恋ができるかわからなくなってしまった。心が全くときめかない。そんなお話をお聞きしました。恋愛って不安定な気持ちから火が付くこともあり、一人でいることに安定しきってしまうと心が動かなくなるのです。
ですがその動かなくなった原因を探していくと、実は意外と大したことじゃなかったりします。そしてもやもやしたままだと動く気にならないけれど、一度整理して考えると障害となっていた気持ちがクリアになり、前に進み始めることもできます。
そこで、恋愛感情がわからないという方におすすめする、気持ちを整理するポイントとおすすめしたい方法を7つ挙げてみました。
恋愛感情がわからないという人におすすめする7つの方法
無意識のトラウマができていないか
恋愛は常に人が傷付く世界です。過去に失恋したり、いやな思いをしたり、自分でも忘れてしまった感情が心の奥底に沈殿していて、なんとなく恋に向かっていけないことがあります。
トラウマは、自分の身を守る防衛本能です。誰も一度味わった痛みをもう一度味わいたいとは思いません。しかしそれを原因と認めると、まるで自分が臆病者のような気になってしまうので、そこはうやむやにしながら心がときめかないということになるのです。
そんなときは、まずは自分が傷ついた事実を見つめて、人間なんてそんなに強いものではないと開き直ってしまいましょう。過去に傷付いたことがあったとしても、同じようにまた傷付くとは限りません。さらに言えば傷付いた経験があっても、今のあなたは無事に生きているのです。
傷付いたって大丈夫。そう自分を信じてあげることが、前に向かう勇気になります。
完璧主義に陥っていないか
10~20代の恋愛と30代以降の恋愛で、一番大きな違いは結婚が視野に入ることです。この時、当然頭に浮かんでくることは、この人と現実的に生活していけるか、子供を育てることができるか、歳を取っても一緒にいられるかということです。
それは「今だけ」ではなく「遠い未来」も含まれる話ですので、絶対に上手くいく確証はどこにもありません。なので少しでも保証を得ようとして気になる点が見つかると、この人は違うなと手を引いてしまう方もいます。そしてそれを続けるうちに、恋愛自体に嫌気がさしていくのです。
そんなときに必要なのは、相手の気に入らない点も受け入れる覚悟です。あなた自身がパーフェクトでないように、世の中にいる誰もが何かしら欠点を抱えています。
もちろん目につく点が少なければそれに越したことはありませんが、どうしても受け入れられない点を除けばあとは肝っ玉で飲み込むくらいの勢いも持ちましょう。
一目ぼれだけを恋と思っていないか
一目でお互いが結婚相手と感じるような、電撃的な出会いがあります。実際に私が主催している婚活イベントでもそうして結婚された方がいるので、それを否定するつもりはありません。
ですが、一目ぼれは性格もあるので、誰もが踏み込めるものではありません。実際に出会って一週間で付き合ったとか、一か月で婚約したとか、初デートがご両親への挨拶だったとか、相手がどんなにタイプだったとしても無理という方はいるでしょう。
最初はまったくピンとこなかった。むしろ恋愛対象ではないと思った相手も、その判断は見た目だけが要素であることがほとんどです。じっくり話してみたり、デートをしてみると、実はものすごく性格が合うこともあります(そして、見た目も慣れていきます)。
目の前の人を先入観なく、見てみる。そんなことができると、恋愛に対するスタンスも変わってきます。
直感に任せ過ぎていないか
恋愛にインスピレーションは大切です。ですが、それだけに頼るのも危険です。直感だけを頼りに相手を探すと、ライバルが多い人気のある相手ばかりに目がいってしまい、気がつけばいつも気後れして恋ができなくなってしまいます。
そんなときは自分が人生の中で何を大切にしているか、どんな相手と一緒に生きていきたいか。それを整理してみると良いでしょう。
もしも思い当たるなという方がいれば、以下の記事も読んでみてください。
なんでも自分優先で動く思考が身に付いていないか
恋愛は面倒くさいものです。その面倒くささは、自分以外の人間と深くつながり、長く時間を共にすることによるものです。
例えば休日に自分はのんびりしたいと思っても、外に出たい相手に付き合うこともあります。一人でいれば散らかし放題だった部屋も、恋人が来るとなれば片づける必要があります。
自分以外の目や考えで、行動が制限される。それを受け入れられないのであれば、そもそも恋愛はしない方が良いのかもしれません。
相手が動く前に、自分から動くことができるか
自分から好きという感情を表明することは、とても勇気がいることです。告白はもちろんですが、それ以前でも連絡先の交換やデートのお誘いなど、、相手が受け入れてくれなければ自分ばかりが傷付きます。ですがそれを過度に怖れるすぎると、感情を面倒くさいというふたで覆って動けなくなることがあります。
気になった相手がいれば、自分から動くことができるか。それを自問しておくことも、いざという時に踏み出すコツです。
いつも同じ毎日ばかり過ごしていないか
毎日家と会社の往復で、休日も同じ友人と会っている。家で見るテレビも同じものばかりで、着る服、食べるもの、行くお店なども変化がない。そんな毎日を送っていると、刺激が少なくなります。
刺激のない日常の一番の問題は、自分が変化を許容する力が弱まることです。それは恋愛において大きな支障になります。もしも最近行動がワンパターンだなと感じてきたら、意識的に変化をつけてみましょう。
何かやってみたいなという気持ちが湧いてきたら、この記事も参考になります。
まとめ
実はこの記事の中で一番言いたいことは、一番最後の「いつも同じ毎日ばかり過ごしていないか」ということです。人を好きになれる気がしないというお話をされていた方にお聞きしてみましたが、みなさん生活がワンパターンになっていたということでした。
恋愛って相手と出会った時から始まるのではなく、出会う前の日常から伏線が貼られていきます。そんなに大それたことでなくて構わないので、今までやったことがない事、行ったことがない場所への一歩を、まずは踏み出してみませんか?
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