付き合う前のメールは淡白にして、デートの時こそ好意を示そう
恋愛において、あなたのことが気になっていますよ、好きですよと相手にサインを送ることはとても大切です。なのですがシャイな人って、ここでつまづくことが多いよな~と感じます。
というか、偉そうなこと言ってますが、ほぼ20代の頃の自分の体験談です。普段、まったく相手が気になっているそぶりも見せずに一人だけ気持ちを盛り上げ、いざ一大決心して告白してぶつかっていっても、そりゃ~砕けるだけなんですよね。
それよりも「あ、この人は私のことが気になっているのかな」「好きなのかも」という予感めいたものから植えつけ、「この人は確かに私のことが好きなんだろう」と確信させるところまで、自分の言動の端々から伝えていかないと、相手は心の準備をしてくれないのです。
そして準備が整わないうちに告白するとどうなるか。分かりますよね。少なくともあまりいい結果にはならないことが想像できるでしょう。
と、ここまでは前置きとして。
では、どうやって相手にそのサインを送っていくか。今回は相手に好意を表しやすい距離と、受け取りやすい距離の違いを考えます。私が見ている限りでは、恋愛のプレッシャーに弱い方は相手が受け取りにくい距離から好意を表し、受け取りやすい位置では好意を見せようとしません。
そこで好意を表しやすい距離と受け取りやすい距離を、図にしてまとめてみました。
好意を表しやすい距離と受け取りやすい距離
好意を表す方から見た場合
例えばメールやLINE。ここで相手に伝わる情報は文字(や、ちょっとした絵など)のみです。「○○さんってモテそうだよね」とか、「○○さんと話していると楽しいよ」など。
相手の反応もダイレクトには返ってこないため、好意を表すのにそれほどプレッシャーがかかりません。緊張するのは送信ボタンを押す最後の一瞬だけです(それだって大したものと思われる方もいるのですが、その程度のプレッシャーはスーパーマリオのクリボーみたいなものですよ)。
続いて電話。声が聞こえる分、距離がぐっと近くなります。ここで好意を表そうとしたら、メールやLINEより大きなプレッシャーがかかります。
会話の流れの中でどんな言葉を使うか。間の取り方や真面目な口調か、ちょっと冗談めかした言い方か。声が震えないか、相手から何か答えが返ってきたらどう受け答えるか。
プレッシャーの正体は、失敗に対する恐怖です。メールやLINEのように事前に添削もできないし、反応もすぐに戻ってきます。相手にどう思われるか。自分が変なことを言ってしまわないか。意識すればするほど、声が出なくなります。
そして、直接会っているとき。この時は相手の顔が見えます。自分の表情も見られます。そして電話と違ってすぐに切ることもできません。メールやLINE < 電話 < 直接の会話 と、距離が近くなるごとにプレッシャーが高まるのは、分かりやすいでしょう。
好意を受ける方から見た場合
一方、好意を受ける側から見た場合、この図はきれいに正反対になります。
メールやLINEで好意をほのめかされると、相手がどんなつもりで言ったのかを確かめたくなります。しかしメールやLINEは文字情報だけなので、単なるお世辞なのか本当にそう思っているのか、ちょっとしたニュアンスが伝わりません。
このような時は「期待して違ったら痛い思いをする」という防衛本能が働きますので、大抵は本気では受け取りません。
とは言え、好意をほのめかされると気になるのは人情です。なので電話や直接会った時などに、相手がさらに言ってくれるかで確認しようとします。
しかしプレッシャーに弱い方は、一歩近づくと途端に当たり障りのない会話だけに終始します。すると「あれ? メールのあれはやっぱり単なる社交辞令だったか」となってしまうのです。
メールで好意を匂わされたら、実際に会う時はもっと持ち上げられることを期待しますよね。しかし実際に会って相手がそっけなかったら(そっけなく見えたら)、あれ? メールの内容は冗談だったのかと、がっかりします。
そしてデートが終わってまたメールで好意をほのめかされたら、もはやその言葉には信頼性すらありません。メールやLINEだけで好意を伝えるのは、遠くから当たらない矢を打ち続けているようなものなのです。
では、どうすればよいのか?
ここまでくれば、もうわかりますよね。好意を表すのは直接会っているときにこそ、行うべきです。さらに言えば、メールやLINEは淡白な方が良いでしょう。
事前に期待をあおってしまうと、会った時に好意を伝えるハードルが高くなります。しかしメールは淡白なのに会った時に好意を示されたら、心の準備がなかった分だけ相手はびっくりします。それはそのまま(いきなりは好意に結びかないとしても)強く胸に刻まれます。
メールで告白をしてひんしゅくを買ったなんていう話もありますが、告白に限らなくても好意を表すのなら近い距離が正解です。目の前でなければ伝わらないものもあるのです。
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