友達どまりで脈なしな恋愛から逆転して抜け出す方法
婚活イベントを行っているとよくある相談として、友達としては見てもらえるけど恋人関係には発展しないというものがあります。
これは実は前提が間違っています。「友達」は「恋人候補」ではなく、あくまで「友達」です。男性と女性は「友達」になってから「恋人」になるのではなく、「恋人」になってから友達化していくのです。
何を言っているか分からーん! と思うので、図を用意してみました。
まずは、最初に出会った時の相手から見た認識レベルです。
最初はお互いに付き合える人、結婚できる人はいるかと期待して参加します。なので仲良しレベルは低いですが、異性としての認識レベルは高いわけです。
この時にありがちな失敗は、いきなり相手をデートに誘う勇気が持てず、周りの人も巻き込んで友達グループを作ってしまうことです。実は私は自分の婚活イベントで、一番最初はこの友達作りを積極推奨していました。なぜなら、私も友達から恋人に発展するというのは自然な流れな気がして、いきなりデートするよりカップル誕生率が高まると思っていたからです。
ですが、結果はびっくりするほど反対でした。友達を作ったグループに後から聞くと、はっきり言って全滅に近い状態です。一方、付き合いました、結婚しましたという報告を頂いた方はほとんどが、最初から二人でデートに出かけていました。
これはどういうことか、さらに話を聞いていくと、周りを巻き込んで友達になったグループはこんな意識レベルになっていました。
最初は異性として見られていたのに、いつの間にか恋愛対象とは見られなくなっていたのです。ここから挽回してもう一度相手に異性として認識してもらうのは、初めて出会った時より大変です。ついでに言うと婚活イベントに参加する方は、煩わしい人間関係の中で相手を見つけることを避ける人もいます。わざわざそうした周りの目が気になる状況を作るのは、婚活イベントのメリットを半分投げ出すようなものです。
そしてだらだらとグループ交流が続き、気がつけば何か月も、下手すると年単位で時間を無駄にしてしまいます。さらにいつの間にか気になっていた相手はいなくなっていたなんてこともよくある話です。
いや、これ。結構深刻なんですよね。こうなってくると他の婚活パーティのように連絡先交換を自由に行わせずに、お金を取って仲介するというのも一つの手かなと思ってしまいます。私自身は好きな手法ではないのでやりませんが。
なので、考えるべきことは異性レベルを下げずに仲良しレベルを上げることです。そのためには最初から二人で出かけることをお勧めします。また、もしもすでに友達グループに入ってしまったよという人も、基本的な考えは同じです。友達の一人でいるうちは、相手に異性として認識してもらうことはできませんので、できる限り周りと距離を置いた上で二人になる方向を目指すべきです。
デートという形を取っていれば、相手に自分が何を望んでいるか、何を目的としているかは伝わります(もちろん、わざわざ口で言わなくても大丈夫です)。振られるリスクや傷付く恐怖から逃げることなく、はっきりと意思を表示する。これは婚活においてとても大切です。
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