誰でもできるシンクロニシティ恋愛の7つの活用法
シンクロニシティという言葉があります。これは「意味のある偶然の一致」と呼ばれるもので、お互いにつながりはないけれど、同時に起こったことで意味を持ったものを指します。
例えば
・たまたま月を見ていたら、好きな人が同じ時間に月を見ていた(そして、後で会話に出てきた)
・メールを送ろうか迷っていたら、相手から電話がかかってきた
・同じ日、同じ時間に、同じバスに乗っていた
これらは個別で見たら、それぞれ全くの偶然です。ですが同時に起こることによって、意味が生まれます。ドラマや漫画だと嘘だろというくらい、しょっちゅうそういう偶然が起こります。仲間がやられる直前に、テリーマンの靴紐が切れたりとか。
そしてこうした偶然は恋愛にも活用できそうだなということは、簡単に想像できるのではないでしょうか? そこでシンクロニシティの考え方を、恋愛に活用する方法を7つ紹介します。
シンクロニシティを恋愛に活用する7つの考え
シンクロニシティに気づく
シンクロニシティというと、何か超宇宙的と言うか、とんでもない偶然が重ならないと起こらないことのような気がします。
例えば、こんなの。
【奇跡の瞬間】これを運命と言わず何と呼ぶ! 27年前のホームビデオに “未来の夫” が映っていた!! 2人はその16年後に知り合って結婚
今回の主役は結婚し3人の子供にも恵まれた、とある夫婦。妻が自身が子供の頃に撮影されたビデオを見ていたところ、なんとそこに “未来の夫” が映っていたことが判明。離れた場所に住み、面識もなかった2人が27年前の同じ日、同じ瞬間、同じ場所にいて、しかもたまたま偶然、激撮されていたのだ!
でも、そんな世界中にニュースが駆け巡るような、天文学的確率の奇跡じゃなくてもいいんです。
ちょっとした偶然。例えば婚活イベントで出会った人が意外と近所に住んでいたことが分かったら、近くで行われたお祭りに行ったかとか、同じ電車に乗っていたら電車が遅延した時大変じゃなかったとか。同じミュージシャンが好きだったら、ライブに行ったかとか。
そんなもしかしたら同じタイミングで同じ場所にいたんじゃないかなという話題を出すことで、上手くいけば劇的に話が盛り上がります。
ちなみに空振りしても、「私は行かなかったけど、いつもそのお祭りは賑わっているよね」という感じでつながれば、それはそれで親しみを持ってもらえます。なので思いついた話題があれば、まずは出してみるというのは有効です。
シンクロニシティの時間枠を広げる
シンクロニシティは厳密に言えば同時発生したものですが、ちょっと時間枠を広げることも有効です。
例えば相手が○○に昨日行ったよという話をしたら、「あ~、先週私も行ってきたよ」というのは、それはそれで偶然の一致です。もちろん時期が近い方が運命的なつながりを感じますが、たとえ「一年前に行ったよ」であったとしてもそれなりに親近感は持ってもらえます。
シンクロニシティに未来の希望も含める
使い方によっては、ちょっと反則的かもしれません。ですが、相手が○○に行ってきたよと言う話をしたら、「ちょうど行きたいと思っていたところなんだ」ということも有効です。
もちろんまったくの嘘で信用を落としてしまったら逆効果ですが、漠然とでも興味があって行きたいと思っていた事であれば、問題ないでしょう。
そして「良かった?」とか、「どうだった?」と聞けば、きっと相手も気持ちよく話してくれます。
小さなシンクロニシティを繰り返す
私の行っている婚活イベントで、それぞれ別の日のイベントで3回顔を合わせて親しくなり、結婚された方がいます。1回目は単なる偶然でも、2回、3回と繰り返すことで、それは運命的な意味を持ち得るのです。
もちろんお二人とも、参加したら毎回その相手がいたわけではありません。ですが繰り返し参加するうちに、よく会う人がいるなと気になり、惹かれていったようです。
何度も会うと好意が高まる単純接触効果(ザイアンスの法則)という心理学の法則もありますが、そうした観点からも繰り返されるシンクロニシティは恋愛に有効です。
シンクロニシティの確率をカラーバスで高める
心理学用語にカラーバスという言葉があります。これは例えば、赤い服を着ている人を探すということを意識すると、街中で赤い服を着ている人が見つかるというものです。もちろん、意識していようとしていまいと、カープ女子や浦和レッズサポーターでなければ、周り中赤い服の人だらけということはありません。
それと同じように気になる相手の好きなものに興味を持っておくと、情報が日常的に入ってくるようになります。そしてその情報に沿って動くだけで、相手と同じ行動をする可能性は高くなります。
偶然に感謝する
せっかく一致した偶然を、単にたまたまと思うか、それとも感謝して拾い上げるかで、その後の展開は全く異なります。運命論が好きな人はもちろん、運命論には否定的な人であっても、せっかくシンクロニシティがあったなら楽しく乗っかりましょう。
何もことさら、運命を感じるねなんて言う必要はありません(引かれそうですし)。ただ、喜んでいる空気が相手に伝わればそれでまずは十分です。
チャンスを引き寄せる
私の婚活イベントで、イベント中はずっと話す機会がなく、有志で二次会に行ってもまったく会話せず、帰りの電車が一緒だったのでそこで初めて話をして、一か月で婚約したカップルがいました。
帰る方向が一緒だったのは単なる偶然です。そして同じ日にイベントに参加し、二次会まで一緒にいたのも必然的な要素はありません。
ですがこうした偶然も、単なる偶然で片づけてしまえばそれで終わりです。お二人はたまたま同じお店に行きたかったという共通項があり、その場で約束してすぐにデートしたとのこと。
ほんのちょっとしたことをきっかけにチャンスをつかむ勇気があればこそ、シンクロニシティも意味を持ちます。
まとめ
シンクロニシティは恋愛において、意識的・無意識的に多くの方が使っています。ただ概念を少し知っておくだけで、幅広く応用できるものです。
ということでこうしたちょっとした偶然を探したり拾い上げることを考えておくと、いざシンクロニシティが発生した時、ぱっと行動に移せるでしょう。
まあ、どちらかと言えば男性はこうした偶然を馬鹿にしがちですが、意外とまんざらでもないものですよということで、興味があれば意識してみてください。ノーリスクですし。
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