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セルフハンディキャッピングを克服して恋を叶える8つの方法

セルフハンディキャッピング

心理学用語で、セルフハンディキャッピングと言うものがあります。これは自分で自分の条件を悪くして、結果が伴わない言い訳を作るというものです。

例えば、本当は恋人を作りたいと思っているのに

服装に気を使わない「おしゃれしてると、必死に思われるし」
モテる集団からは距離を置く「あの人たちのように軽く見られたくないし」
合コンの誘いはいつも断る「そういう出会いは自然じゃないし」
デートに使えそうな情報を調べない「相手が喜んでくれるかわからないし」
好きな相手に話しかけない「変に思われたら嫌だし」
自分を貶めるようなことばかり言う「私は好かれる性格じゃないし」

などがあります。

これらは本気を出すのが怖い病ということもできます。本気を出さずに結果をあいまいにしておけば、とりあえず傷付くことはないということです。ですがセルフハンディキャッピングを行う人は、行わない人に比べて成功の確率が下がるという研究成果も多数出ています。

プロスポーツの世界などではビッグマウス(大きなことをどんどん言う人)の話題がよくあがりますが、これは本来の性格というよりも、大きなことを口に出すことで逃げ道をなくして、目標到達の可能性を高めることを狙っているのでしょう。そのくらい精神的な逃げ道には落とし穴があります。

ちなみに私が開催している婚活イベントでも、こうしたセルフハンディキャッピング的な行動や言葉を出される方はよくいます。婚活イベントに参加されているような積極的に動いている人ですらそうなので、うちに閉じこもるタイプの方はどれほど意識を縛られているか分かりません。

そしてこのセルフハンディキャッピングが厄介なのは、無自覚であることが多いことです。そもそもこれらは心の防衛本能が原因です。なのでかなり注意しておかないと、人は自信のないものから知らず知らずと遠ざかろうとします。

そこでこのセルフハンディキャッピングの克服に有効な方法をまとめてみました。

セルフハンディキャッピングを克服して恋を叶える8つの方法

自分の言い訳に気づく

言い訳

セルフハンディキャッピングを克服しようと思えば、まずは自分がどこで言い訳を作っているか、そこに気がつくことが第一歩です。そのために有効なのは、自分が敬遠しているものに目を向けることです。

例えば恋愛マニュアルの本を馬鹿にしているのであれば、まずは先入観を捨てて読んでみるのも一つの手です。そもそも「恋愛はマニュアルなんかじゃ上手くいかない」というセリフは百戦錬磨の恋の達人が言うことです。そうした方はたくさんの失敗も重ねていて、恋愛マニュアルだけでは手に入らない応用力をたくさん手にしています。ですが、応用力以前の基礎もない人にとって、その最初の一歩を教えてくれるのがマニュアル本の役割です。

また、これまで自分が着なかった価格帯の服を探してみたり、恋人募集宣言を周りにしてみたり。自分が本気を出すとしたら何ができるかを考えてみれば、今まで見えなかったものがいろいろ見えてきます。

逃げの言葉を口にしない

「今は恋愛よりも仕事に集中したいから」

よくある言葉です。ですがセルフハンディキャッピングに陥っている人がこの言葉を口にした場合、

「(本気を出せば私は恋人ができる人間だけど)今は恋愛よりも仕事に集中したいから(恋人ができなくても私の評価を下げないで)」となります。本当にできる人は恋愛も仕事も等しく全力を尽くします。

また、ネガティブな言葉を繰り返す方もいます。「私はかわいくないから」という言葉は「かわいいと言ってほしい」という想いの裏返しですが、こうしたネガティブな言葉は癖になります。

そして最初は「そんなことないよ」とちやほやされていたものが次第に周りも慣れてしまい、実際以上に「かわいくない」という評価を定着させてしまいます。

恋愛を叶える覚悟を持つ

セルフハンディキャッピングは、自信がない人ほど出てくる傾向があります。そして恋愛は常に自信がへし折られる要素に満ちています。

なので大切なのは、困難に直面しても歩き続ける覚悟を持つことです。この時に有効なのは「私は困難があってもくじけない」と毎日口にしたり(アフォメーションと言います)、ノートに目標を書いたりして、常に目標を意識し続けることです。

小さな階段をたくさん作る

ステキな恋人を作る。人によってはもしかしたら、途方もない壁のように感じられるかもしれません。ですが、一気に飛び越えられないのであれば、その前に小さな階段をたくさん作るという方法があります。

小さな階段とは、今の自分が無理なく達成できる目標のことです。例えば恋人を作る前には、ファッションセンスを磨く、話題が豊富な人間になる、出会いの機会を増やすなどがあります。

ファッションセンスを磨くということがまだ大きな目標であれば、コンビニでファッション雑誌を買ってみる、街の中でかっこいい服を着ている人を探す、おしゃれな友人に頼んで買い物に付き合ってもらう、など、さらに細かく分けられます。

大きな目標で萎縮してしまう前に小さな目標に分けてしまえば、言い訳を用意する間もなく、目の前のことに一つずつ取り組むことができます。

お金を使う

お金を使うことは、本気を出すためにとても有効な方法です。人は何かの代償を払うと、それを取り戻すために本気になります。

例えばユニクロで数千円程度の服ばかり買っていた方が、1万円を超える服を買ったとしたら、それだけで心持ちは変わってきます。私自身は何度かプロのスタイリストに服を選んでもらったことがありますが、毎回10万円を超える買い物になりました。しかしそれだけに多くの勉強をすることもでき、自分で服を選ぶときも意識が変わっていきました。

またこれは自分の中に痛みを伴うもの、後戻りできなくなるものであれば、お金に限らずいろいろなことに応用できます。友人に「何か月後までに恋人を作る」という宣言をするのも一つの方法です。

友人づきあいを変える

いつも同性ばかりで集まっているようであれば、思い切って友人づきあいを変えてしまうというのも手です。そもそも同性は異性と比べて、圧倒的に一緒にいて居心地が良い存在です。肩ひじ張らずにすみますし、趣味嗜好も会話のルールも同じ土俵でいられます。

ですがそこで「私達出会いがないからね~」なんて、みんな同じ境遇であることで安心している間に、時間はどんどんと過ぎていきます。みんなが同じであることは、本気を出すのにこれほど邪魔な環境はありません。結果を出したければ、むしろ自分はおいてかれていると焦る場所に身を置くことです。

もちろん、今までの友人をみんな切り捨てろという極端なものではありません。ですが3回集まるところを2回に減らして、そのうち1回を出会いの場に回すだけでも、どんどんと変わっていきます。居心地の良い、安心できる環境から外へと踏み出していきましょう。

自分なんて大した人間ではないと考える

矛盾するようですが、セルフハンディキャッピングに陥る人は自己意識が強い人です。自分に対する評価が高すぎるため、現実との落差を怖れて自分を落とします。

本気を出せばこんなものではない。条件が整っていれば私はもっとうまくやれる。こうした言い訳を用意することで、成功する方法よりも失敗の仕方に意識を集中します。そして本来であれば飛び越えられるはずの壁さえ、越えられなくなってしまうのです。

なので、やるべきことは「自分なんて大した人間じゃない」と考えることです。失敗したって当たり前であり、かっこ悪くたって当然である。他人から称賛されなくても、むしろ笑われたってその程度の人間だから構わない。そうやって自分への期待値を下げれば、上手くいくことだけに集中できます。

迷ったらやってみる

セルフハンディキャッピングに陥る人にとって、一番難しいのは実際にやってみることです。そこでやるかやらないかの二択が目の前に現れたら、まずはやってみるということをお勧めします。

それによって失敗することがあるかもしれません。苦しんだり傷ついたりすることだって出てくるでしょう。ですが、それでいいんです。失敗を重ねることで貴重な経験がたくさん得られます。そしてそれは必ず次につながっていきます。

逆に言えば失敗を極端に恐れるからこそ、セルフハンディキャッピングをしてしまうということでもあります。失敗を祝福しましょう。

まとめ

セルフハンディキャッピングを認めることは、それだけで痛みが伴う作業です。自分の心を守っていた壁を自分で壊す作業ですから、簡単なはずがありません。

ですが一気に全部壊せなくても、少しずつ自分にできるところから受け入れていければ、格段に自分を成長させることができます。心を守っている壁は、見方を変えれば心を閉じ込めている壁でもあります。外に出たいという声に素直に従えば、きっとセルフハンディキャッピングも克服していけるでしょう。

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