40代女性恋愛の現実。結婚確率から考える7つの解決策
先日、6歳年下の相手に誘われ、デートを重ねるうちに将来の話が出始めたものの、年齢の話をしたら連絡が来なくなったという女性からの相談を頂きました。
(実際には何が原因で連絡が途絶えたのかは怖くて確かめられなかったそうですが、タイミング的に思い当たるのは年齢の話だけだったとのこと)
この方に限らず私は婚活イベントで40代の方とも男女ともによく話をしますが、この世代はするするっと結婚にたどり着く人がいる一方で、全体的にはなかなか相手が見つからない方が多くいます。そこで私の行っている婚活イベントと提携させて頂いている結婚相談所・ブライダルチューリップさんから頂いた、日本全体での男女別5年後に結婚できる確率を紹介します。
30代後半から40代、いわゆるアラフォー世代で急激に結婚できる人がいなくなっていくのがよく分かる数字ですね。特に40歳を超えるとかなり厳しい現実が待っています。ちょっと身震いするほど。しかしこれだけで終わっては救いがないので、少しでも希望を持って頂くために、40代で真剣に結婚を考える女性にとって婚活で取り得る方法をまとめてみました。
40代女性が結婚するためにできる7つの解決策
道は想像以上に険しいことを知る
まずは何事も、現在の状況を知ることから始まります。そのためにわざわざ頂いた数字をもとに上のグラフを作ったわけですが、40代女性にとって甘い気持ちで婚活の場に臨んでも得られる成果は宝くじのようなものです。
なので生半可な場ではないことを、まずは認識する必要があります。1000人に2人しか結婚できないのであれば、1000人に2人しかしない行動を取る必要があるわけです。
この辺で中途半端なわだかまりやプライドを持っていると、どんなに婚活しても上手くいかないことになります。
自分にとって、結婚とは何かを整理する
映画やドラマに出てくるような出会いを夢見る気持ちは、潔く捨てる覚悟が必要です。ここからの婚活は、楽しいことよりも辛いことの方が多くなるかもしれません。
その時に自分にとって結婚とは何か。苦しい想いをしてまで婚活することが、人生の中で価値あることなのかを整理しておかないと、途中でくじけます。
今の自分にとって結婚とは何か。5年後、10年後、30年後の自分にとって、結婚とは何かを整理しておくことが大切です。その結果、結婚はやめようと考えるのなら、それはそれでひとつの選択でしょう。
ここから紹介するものはあまり夢のある話ではないので、それを読んで人生の中での結婚の位置づけを考えるのもありかと思います。
人を好きになる意志力を磨く
努力しなくても好きになれる相手(要するにモテる人)は競争率が高いので、付き合うことは現実的ではありません。他の人が見向きもしない相手だからこそ、結婚の可能性が生まれます。
その一番の手助けとなるのは、人を好きになる意志力を磨くこと。人を好きになることは相性でもフィーリングでもなく、意志や覚悟と考えることです。
そもそも婚活の場で一日でときめく相手がいるとすれば、それはほとんど容姿や姿勢、服装、声など、すぐに見えるもので決まります(年収などの条件面も提示されるのであれば、それも含む)。
例えば先日、婚活イベントで鼻毛が出ている男性が来ていました。別に悪い人ではなさそうでしたが、身だしなみと言う部分ではかなり残念な方です。
ただ身だしなみはあなたがサポートすれば、一気に解決することもできます。こうした一目で周りが敬遠する相手もじっくり向き合うことができれば、ライバルのいない道を歩むことができます。
好きになった人より、好きになってくれた人を選ぶ
自分が好きになる相手を追いかけるより、自分を好きになってくれた相手を選ぶ方が、付き合える可能性は高いです。これは納得して頂けると思います。
問題はその相手を受け入れられるかどうかですが、とことん真剣に向き合って、受け入れられる道を探すことです(それでもどうしても無理な相手は仕方ありませんが)。
女性は男性に比べると、若いころは圧倒的に選べる立場にいました。しかし40代の婚活で自分が好きになった相手に自分のことも好きになってもらおうと考えるのは、かなり危険なばくちです。
子供を諦めた相手を選ぶ
40代で出産する女性も少ないわけではありませんが、一般的に言えば確率は低くリスクが高いのが現状です。40代で婚活されている女性から話を聞いていても、出産には期待しない男性を求めているという声は多いです。
ですがこの場合、同年代の男性はまだ子供に望みをかけています。40代後半から50代男性くらいになって、ようやくあきらめようという方も出てきます。
なので50代の男性を探すというのは現実的な方法でしょう。子供を諦めるのであれば男を選ぶというよりも、長い人生を共に過ごすパートナーを選ぶ視点が必要です。
ただしもちろん、結婚を考える上でご自身の優先順位に子供が上がってくるのであれば、この限りではありません。ただしその場合はますます急ぐ必要があるでしょう。
結婚に消極的な人を選ぶ
結婚に消極的になる理由は、男性と女性とで大きな違いがあります。それは経済的な問題です。女性は収入に不安を抱える人ほど結婚に積極的になりやすい傾向がありますが、男性は逆です。
そこで収入は二人で(もしくは自分が)支えていく覚悟を示すことは、こうした男性を動かす要因になり得ます。若い男性と一緒になりたいのであれば、結婚で相手に寄りかかるのではなく相手の重荷を背負うくらいの気持ちがなければ難しいでしょう。
性格に難のある人だけは選ばない
競争率の低い相手を選ぶ場合でも、性格に著しく難のある人だけは選んではいけません。そのため容姿や収入などの条件は目をつぶっても、相手がどんな人なのか、その内面はしっかりと見る必要があります。
いくら結婚できる可能性が低いと言っても、一緒にいて不幸になる相手だったら結婚する意味はありません。
まとめ
恋愛相談をお受けしていると、年齢に関する相談は本当に様々です。40代はもちろん、50代の方からもお話を頂くことはありますが、どんなに頑張っても見向きもされないと悲痛な叫びを上げる方も少なくありません。
そんな人に日々接したり結婚の統計情報にふれていると、恋愛や結婚について180度意識を変えないと難しいと、嫌われることも覚悟で言わなければいけないかなと考えたりします。
もともと私が婚活イベントを開催するようになったのも、出会いがないと言いながら時間だけが過ぎていくのは危険という認識があったからでした。私が開いているのは寺社をテーマにした婚活ですが、こうした人は恋愛に対して特にのんびりしている人も多かったこともあります(私も人のことを言えたわけではないですが)。
ただ最後に一つだけ言えることは、時間を戻すことはできませんし、40代のあなたはこれからの人生で今が一番若いときです。そして手をこまねいているのであれば、(結婚をしない道を選ぶのでなければ)どんどん状況は厳しくなっていきます。
結婚に対してどこまで対価を払うことができるのか。それが問われることになるのでしょう。
ちなみに最後に良いニュース。最初に出したグラフは日本全体から算出された数値なので、結婚したくない人やあきらめた人も多く含まれています。なので婚活している人に限れば、だいぶ数字は上がるはずですよ。
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