結婚相談所への入会は、何歳から検討した方が良いのか?
先日、寺社コンが提携している結婚相談所・ブライダルチューリップさんから、結婚相談所で成婚された方の分析データを頂きました。
ブライダルチューリップさんは、成婚率57.3%を誇る人気の結婚相談所です。その詳細は以下の記事にまとめていますので、ご興味ある方いましたら、ご覧ください。
結婚相談所とは何か? 成婚率57.3%のブライダルチューリップ
そしてこちらから頂いた、成婚者の統計情報。結婚相談所についての生々しい情報を見て取ることができました。その中でもほーりーが興味を持ったのは、結婚相談所は果たして何歳から入会を検討すればよいのかということです。
そこで今回は、この結婚相談所と年齢の関係について、考察記事をまとめます。
結婚相談所への入会は、何歳から検討した方が良いのか?
結婚相談所への入会は、成婚率とお金とのバランスを含めた検討が必要です。結婚相談所は成婚率が高いですが、入会費や月会費は安いものではありません(ブライダルチューリップさんは、その中でも安価な方ですが)。
ですが婚活は年齢が上がるほど、上手くいく可能性が下がります。なのでもしも入会を考えるなら、早ければ早いほど良いのは間違いありません。
そこで気になるのは結婚相談所への入会は、果たして何歳から検討した方が良いのか? これは細かく考えると、以下の3つに分かれます。
○入会には早すぎると言える年齢は何歳か?
○十分に成果が見込まれる年齢は何歳か?
○成果が見込めず、諦めた方が良い年齢は何歳か?
まずは忙しい方のために、ストレートに結論を表にしました。細かな数字は社外秘で外に出すことができないため、男女別年齢ごとにまとめたほーりーの寸評です。
上記の表について補足すると、「平均以上に成果が見込める」とは、結婚相談所に入会された方全体と区分ごとの年代で成婚された方とを見比べて、その年代が全体平均よりも高いことを示しています。
簡単に言えば入会者全体で50パーセントの人が結婚していれば、その年代の方なら2人に1人以上は結婚しているということです。
そして上記3つの質問について、以下にまとめます。
結婚相談所への入会が早すぎるのは何歳か?
まず大前提ですが、日本で結婚できる年齢は、男性が18歳、女性が16歳です。女性の年齢は今後18歳(2022年目指して改正予定)になりますが、法的にはここが下限となります。
一方で結婚相談所のデータによると、男性は25歳からしか数字が入っていないため、20代前半で入会する人は少数と考えられます。また女性の10代は、24歳以下と合算されていました。
このため男性では24歳以下、女性は19歳以下の場合、結婚相談所を訪れるには早いと言って良いでしょう(もちろん、ダメだということではありません)。
ほーりーのように高校は男子校、大学は機械工学科のようなコースを辿らなければ、身の回りでも結婚につながる出会いは生まれやすいと思われます。
結婚相談所への入会で、十分に成果が見込まれる年齢は何歳か?
続いて結婚相談所で、成果が見込まれる年齢は何歳か? これは入会者全員の平均値以上に結婚者が出ている年齢で調べてみます。
まず男性は44歳までは、十分な成果が出ています。一方で女性は39歳までが平均値以上に結婚しています。これは寺社コンでも似たような結果ですし、ほーりーの感覚値とも相違はありません。
ただし結婚相談所の生々しさは、ここに年収が加わることです。上記の表でも示しましたが男性について注釈を入れるなら、40代前半までは「平均年収を確保していれば」成果が出やすいと読み解くことができます(平均年収はこちらを参照)。また40代後半でも平均年収を大幅に上回っていれば成果が出やすい(ついでに言うと、年収が低いと若くても成果は出にくい)ところが女性との違いです。
なお、勘違いされやすそうなので付け加えると、40代後半でも年収が400万円を下回らなければ、成果の出る方はいます。そして年収400~800万円の範囲内であれば、成婚率に明確な違いはありません。女性にとっては400万円以下と800万円以上が、相手を探すうえで閾値となるようです。
女性は年収との相関が少ないためか、年収データ自体が統計値として出ていません。しかし年齢による落ち込みは男性よりも大きいため、一般的には40歳を超えると苦戦しやすくなります。
結論としては(飛び抜けた年収でなければ)男性は40代前半、女性は30代後半なら、急いで結婚相談所に入る価値がありそうです。それ以上の年代の方は次の項目もご覧ください。
結婚相談所に入会しても、結果を望めないのは何歳からか?
少数事例も考慮するなら、結婚相談所では60歳以上の方でも男女ともに結婚しています。しかし平均値の半分に満たない人しか成婚できていない年代の方は、成果が見込みにくいと判断してよいでしょう。
男性は50歳を超えると、年収が800万円以上なければ極端に数字が落ちます。そして55歳を超えると、年収の高低に関わらずあまり結果は出ていません。
一方で女性は40代前半から数字が落ち、後半からは成果が見込みにくくなります。ただし45~54歳で結婚する女性は、それ以下の女性より同年代と結婚する確率が高まります。つまり45歳以上だと男女問わず条件が厳しくなるので、それまで年下しか見なかった男性が向き合ってくれやすくもなるようです。
そして女性も55歳を超えると、ほとんどの方が成婚には結びつきません。このため結婚相談所への入会は、男女ともに45歳以上は大きな苦戦が予想され、55歳がリミットとしては目安と言えます。
ということで、、、
今回は送られてきた数値データをもとにしたので、言葉遣いや結論もちょっと冷たいものになったかもしれません。ですが数字は感情抜きの情報なので、うまく活用できるならとても有益です。
人生の選択肢は多様です。厳しい状況だからこそ、少しでも確率が高くなる結婚相談所に賭けるのも手ですし、お金が無駄になるのが怖いからあきらめようというのも間違いではありません。
これからの時代、結婚しない人も増えていくので、やみくもに婚活に縛られることが正しいとも限りませんし、幸せに生きられる(もしくは、消耗戦で疲弊しない)道を選べるのであれば、それはきっと価値ある選択と言えるでしょう。
もちろん寺社コンを主宰している人間としては、結婚は人生にとって素晴らしいものだと考えています。だからこそ寺社コン自体のカップル誕生率が高まる方法も日々模索していますし、単発のイベントだけでは限界もあるので大手よりも丁寧で結果の出ているブライダルチューリップさんとも提携しています。
もしも結婚相談所自体にご興味が湧いたようでしたら、以下の記事でその仕組みやメリット・デメリットをまとめていますので、よろしければご覧ください。
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