空海と密教美術展コン
今回は東京国立博物館で行われる『空海と密教美術展』がテーマ。今年行われる企画展の中でも最大級の目玉イベントとも言えるこの展示。6月には印刷博物館で空海からのおくりもの展がありましたが、今回は空海が開いた高野山や京都における空海信仰の中心とも言える東寺などから、多数の仏像や文化財が登場します。まさに今年は空海イヤーです。
そしてこの企画展のキャッチコピーは「国宝・重要文化財98.9%」。おお、すげー確率だ。しかし出品作品は全部で99点。ということは、1点のみが国宝・重文指定されていないということ。
国宝・重要文化財100%を阻止してまでこのラインナップに並んだ、最後の一点はなんなのだ~!! むしろそっちの方が気になる?
ちなみに東京国立博物館って、団体だと安く入れるんですね。しかもいろいろ特別待遇で。受付で申し込み用紙に記入して、門の前に全員勢ぞろい。
「宿坊研究会の方、お並びください」「宿坊研究会の方はこちらへどうぞ」「宿坊研究会の方は~」と、係りの方が大声で連呼して誘導してくれます。
うん。団体名に「寺社コン」って書かなくて良かった(笑)
そんなわけで寺社コンご一行は、ぞろぞろと平成館の方へ。平成館の前からは東京スカイツリーが見えるのですが、前に来た時よりずいぶん育っていました。
待ち時間も予想していたほどではなく、これも日頃の行いかな? と思いながら、空海と密教美術展へレッツ・ゴー! そこには夢の空間が待っていたのでした。
空海の姿を彫った、弘法大師像。空海が筆で記した、聾瞽指帰(ろうこしいき)。空海が請来した密教法具。
もはや、最初から最後までオール空海。禅宗のそっけないまでの簡素な美学と比較すると、密教は神秘性が際立つ教えですが、それだけにゴージャス&ミステリアス! もう、理屈ぬきでかっこいい!!
そんなこんなで仏酔いしていると、最後に出てくるのが東寺の立体曼荼羅です。空海の思想を現した仏像たちのフォーメーション。もうなんだかね。増長天に踏まれている邪鬼がめちゃくちゃかわいいとか、降三世明王の後ろにある顔がしっかり見えたとか、博物館ならではの視点をしっかり楽しむことが出来ました。
そして時間になったので、最後は移動して懇親会。
この日は目玉が東寺の立体曼荼羅だけに、やっぱり仏像好きが多かったですね。でも、ダンスをされている女性がいてダンスを教わったり、様々な話題が四方八方飛び交っていました。
そして二次会はさらにディープ。それぞれの人生観とか、めちゃくちゃ披露していたような。えーと、確かみんな初対面だよね? とってもいいことです。
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