大倉集古館と愛宕神社ほおづき市コン

　文化と江戸情緒を楽しもうと企画されたこのコース。

　六本木一丁目駅に集合して、まずは大倉集古館へ。こちらは国宝の普賢菩薩騎象像や重要文化財の如来立像が拝観できる、隠れた仏像スポット。仏像好きもそうでない人も、一度は見ておきたい美麗な仏様です。

　しかし最初に入って目に飛び込むのは平安神宮や築地本願寺などを設計した、日本近代を代表する建築家・伊東忠太の建築物。どことなくオリエンタルな風情が漂いますが、その周りにもたくさんの仏像や神獣などが配置され、中に入る前から胸がときめきました。

　そして中で行われていたのは日本刀の展示会。普段はなかなか聞けない刀鍛冶師の方から解説を聞きながら、展示をいろいろ見て回りました。刃を上向きに展示しているものは刀。下向きに展示しているものは太刀だなんて、知らなかったです。

　大倉集古館を出て向かったのは、愛宕神社の千日詣り。お参りすれば千日分の御利益が得られるボーナスデー。

　この日一日お参りすれば、残りの３６４日お参りするより３倍も御利益あるじゃないかという突っ込みはおいといて、やはりこうした縁日はワクワクしてしまうものです。

　登ると出世すると言われる出世の石段をみんなで登り、境内に入ってお参り。

　それにしてもすごい混雑じゃないですか。普段は結構静かな神社のはずですが、これは確かに千日分の参拝者はいそうな気がします。

　間違って寺社コンとは関係のない方と、ずっと話をしていたという、なかなかフレンドリーな方もいたり。

　お参りが無事に終わると、最後にみんなで懇親会。

　ほおづきを買われた方もいましたが、ほおづき市に並んでいるほおづきって、まだまだ緑色の状態なんですね。

　これから少しずつ赤い色がついていくとのこと。このほおづきが赤くなれば良縁も成就すると、みんなで願掛けしておきました。万が一枯らしたら、大変ですよ～。責任重大です。

　さらにこの日はアロマの先生を目指している、温泉ソムリエの資格を取得したなど、面白いお話がたくさん！

　恋愛も人生も。ほおづきのように赤く色づくことを期待しています。