清龍寺不動院滝行コン
滝行で縁結び。こんなアグレッシブなテーマにも関わらず、今回も大勢の方にご参加頂きました。
しかも場所は埼玉県和光市。最寄り駅は東京の地下鉄成増駅で、電車を降りて歩いていくと県境を越えてお寺に着くという、都心からもアクセス抜群の好立地です。
しかしここは秩父山系からの地下水が何万年もかけてたどり着き、境内にある龍神の池から水が湧き出しているという霊地。境内に足を踏み入れると厳粛な空気が漂います。
こんな場所で滝行×婚活ができるというのであれば、これは力一杯の期待が持てるというものです。
滝行の前に、まずは本堂で開運のご祈祷。清龍寺不動院僧侶の森田さんからは、とても素敵なお話がありました。
相手の思いやりに気付き、感謝する心が幸せを作る。それがあれば生涯を共に生きていける相手も見つけることができるとのこと。
そしてなんだか、私のことがめちゃくちゃにほめられました。
「堀内さんは神仏の代行者として、素晴らしい活動をしている。だからものすごく忙しいけれど、疲れずに神仏が助けてくれる」
あ~、う~。なんか、神様や仏様の代わりなんて言われたのは初めてです。皆さんから拍手まで頂いてしまって嬉しいやら照れるやら。
まあ、でも、こんな突飛な企画にこれまで多くの方がご賛同くださり、ご協力頂いていますので、そのことにこそ感謝です。
そして無事にご祈祷が終わり、いよいよ滝行。白装束に鉢巻姿で全員で行場へと移動します。まずは指導して頂く導師の方にお手本を見せて頂き、全員を代表して私が滝行にトライ!
龍神の口から吐き出される、大地の中を潜り抜けてきた霊水。水の勢いは思ったよりも強く、呼吸がちょっと苦しくなってきます。
そして腹の底から、叫ぶ。「本日の寺社コン参加者が良縁に恵まれますように!!」
夏場だったので修業的には初心者レベルですが、やっぱり自然の力を身体が受け止めてくれたのか、不動明王が乗り移ったのか、終わった後はものすごい爽快感がありました。
その後、続々と滝行に挑戦する参加者の方々。皆さん、終わった後のほっとした安堵感と、自然の水を全身で受けた心地好さと、あとは仲間と一緒にやり遂げた達成感と、いろいろなことが合わさったのでしょうか。とても晴れやかな顔をしています。
滝行中の方を見つめながら、待っている人たちは一生懸命に「アビラウンケン」と真言を唱えて応援し、全員が終わった後には拍手で幕を閉じました。
そして行衣を着替えた後は、森田さんから最後に素敵なサプライズ。
清龍寺不動院には徳川家康が戦の時に必ず首にかけていたという不動明王を納めた厨子が残されています。なんと、この厨子を参加者のために特別に拝観させて頂けると言うのです。
うぉーっ! これは、めちゃめちゃ嬉しい! 滝行というメインイベントが終わった後ですが、またもや一気に盛り上がる参加者一同。厨子は5センチほどの小さなもの(首からかけていられるものですし)ですが、葵の紋もしっかりと描かれています。そしてこの中に家康を守り続けたお不動様が納められているとは。
「今日の参加者の良縁を守って頂けますように」。もう一度、お祈りしておきました。
清龍寺不動院を出た後は、みんなで池袋駅へと移動。滝行という特別な修行を体験した後だけに、今日のまとまりは一味違う気がします。
懇親会は大盛り上がり。今日の滝行や家康を守護した不動明王。そしてもちろん恋愛話まで盛りだくさんで一日が過ぎていきました。
さらに二次会に行くと、泣きながら「今日会った人たちは本当に良い人ばかり」と訴える女性が登場。
かたや一方では「男性どもに告ぐ。女性を誘う時には社交辞令かどうか、判断に迷うようなあいまいな誘い方をしてはならない」という、素晴らしい教訓を述べる女性も登場。
そしてそんなムードをシャットアウトし、二人っきりの世界で熱く語っているカップルも登場(後で聞いたら、さっそくもうデートを重ねているとか)。
やばいね。これは。寺社コンは日本一の合コンだと思います。なにせ、神仏の身代わりが企画しているのだから、ね☆
寺社コン | 寺社好き男女の縁結び企画。12年間で500人以上が結婚し、主催者もここで出会った人と結婚しています。同じ趣味の人と出会えるため、初対面でも話がしやすいことが特徴です。ただし知識は不要ですが寺社に興味がない方の参加はお断りしています。 |
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