寺社コン・イン・ザ・ダーク(奈良好きコン)
あれ? 先週も寺社コンしなかったっけ? と、疑問に思う暇もなく、11月はダブルヘッダーとなりました。
と、言うのも名古屋企画の公開後、LLOVEで一緒にやりませんかというお誘いが急遽入ったため、11月はこれまで続いた月一ペースを破ってしまったのです。
ホテル企画展『LLOVE』はオランダの人気デザインホテル「Lloyd hotel」でディレクターを務めるスザンヌ・オクセナー氏が発案し、それを建築家の長坂常氏がプロデュースしたもの。2009年の日本とオランダ国交樹立400年記念イベントでもあり、オランダ王国大使館&奈良県(会場が奈良県のPR施設であるため)が共催に名を連ねています。
テーマは「Still in LLOVE(まだ愛してる)」。そしてこの『LLOVE』に、寺社コンが登場することになりました! くくぅ。寺社コンもワールドワイドになったものだねぃ。
しかも今回は、ただの寺社コンではない! このイベントには真っ暗闇の中で五感を研ぎ澄まし、様々な体験を行うことで人気の『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』がご協力下さいます。
そこでテーマは暗闇奈良トーク。今回はいつもの寺社コンに奈良好きテイストを加えて、闇の中で奈良の寺社について語り合います。
寺社コンは傍から見るよりはるかに準備に手数のかかる企画なのですが、求められれば受けざるを得ないと燃え上がった私は、気合いの2連打に挑戦です。
集まったメンバーは、男性4名・女性5名。今回はイベントの構成上、どうしても男女ぴったりでやりたかったのですが、当日になって風邪をひかれた方がいたため、残念ながら同数とはいきませんでした。
しかし、それを補って余りある参加者の面々。しかも集合時間は男女で分かれ、薄暗い廊下が集合場所ということもあって、みんなお互いの顔も姿も全く分かりません。そして会場内は本気の真っ暗闇。目の前に指を突きつけられても、何も見ることができない状況です。
そもそもこの企画。本家の『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』では、視覚障害者の方に案内人になって頂くイベントです。
光が取り払われた時、私たちはいかに危うい存在なのかということに気付き始めます。しかしそんな中でも一致団結すれば、驚くほどいろいろなことができるのです。
最初は離れた場所にある食事と飲み物(ビールやウーロン茶など)を手探りで運び、みんなが揃ったところでまずは乾杯。
次に今回の主要テーマである奈良の寺社についてのトーク。法隆寺の救世観音や飛鳥の寺々。現在開催中の東大寺展などにも話題が及び、ひとしきり寺社のネタで盛り上がります(しかも今回は濃い人が多かった)。
そして席替えをして男女交互に車座に座り、もう一つのテーマ“LOVE”に話が移っていくと……。
すごいな~。みんな、どんどん自分をさらけ出します。「さびしいひと~?」と聞くと「はーい!」と手を挙げたり(見えないけど)、そうかと思えばこれまでの恋愛についてとつとつと語りだしたり。
さらには闇の中で、幾つか甘い空気がかもし出されていたような(見えないけど)。
くらやみ、すげー! もう、これから日本中の合コンは、暗闇でやるべきですね。終了後に片付けに来て下さったスタッフの方が、すでに参加者が退場した後の部屋を見て「すごい熱気」とつぶやいたのは、伊達ではありません。
そしてイベントが終わって会場を後にすると、最後はみんなで懇親会(の前に、ちょっとだけ渋谷の宮益御嶽神社をお参りしたけど)。
ここでやっとお互いの顔を見ることができました。
しかし暗闇と言う特殊な空間で、自分をさらけ出したためですかね~。顔をみてもまだハイテンションは続いているようで、恋に寺社にと話に華が咲きました。
帰り際には、手とかつないでみたりね☆
寺社コン | 寺社好き男女の縁結び企画。12年間で500人以上が結婚し、主催者もここで出会った人と結婚しています。同じ趣味の人と出会えるため、初対面でも話がしやすいことが特徴です。ただし知識は不要ですが寺社に興味がない方の参加はお断りしています。 |
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