新井薬師御開帳コン
天気予報で雨と言われ、心配していた空模様。しかしどうにか持ってくれて、散策企画では雨が降らないという伝説は今回も破られなかった寺社コンです。
参加者は男性4名、女性4名。久しぶりに一グループにまとまれるくらいの人数で、和気あいあいと寺社歩きを楽しむことができました。しかしその分と言うか、一人一人のキャラの濃さは相変わらずです。
集合は新井薬師前駅。そこで自己紹介をして、みんなで新井薬師へ。本堂の前には開帳塔婆が立っており、その塔婆から五色のお手綱が渡されています。
このお手綱は今回ご開帳されているご本尊の手と繋がっており、この綱に触れることで仏縁が結ばれます。もちろんみんなで綱を握り、一生懸命にお参りしました。
そして本堂内に入って本尊の薬師如来とご対面。まずは見て思ったことは、こんなに小さいの? ということ。手のひらよりも小さい仏様が厨子に入っておりました。正直、こちらだけだとどんなお姿なのかはっきりとは分かりません。
ただその前に大き目のお前立ちが鎮座しており、やっと二仏一体のお姿が分かりました。ご本尊、お前立ち共に、先ほどの開帳塔婆に渡されたお手綱と繋がっており、本堂の中でもこの綱を握ってお参りします。
新井薬師を出ると、周辺にある北野神社や氷川神社、蓮華寺などを散策。そして中野の不思議スポット、哲学堂公園に到着です。
哲学堂公園とは哲学者で東洋大学の創始者、故・井上円了博士によって造られた公園で、様々な哲学思想に基づく(難解な?)建物や像が建っています。
例えば入り口の哲理門にまるで二王様のごとく立つ天狗と幽霊。天狗は物的・陽性、幽霊は心的・陰性なもので、物質界・精神界それぞれの不可解の象徴とみなされているそうです。
そして写真の鬼燈は「人の心の中に宿る鬼にも良心の光明は存する」ことを表しているそうで、後ろから見たふんどし姿がとっても哲学です。
本当はこの後、まだ幾つかのお寺を回る予定があったのですが、ちょっと一服しようと立ち寄った中国茶のカフェが面白すぎて、2時間近くも長居してしまいました。
お茶の香りを楽しんだり、作法を教わってお茶を飲んだり。これはこれで楽しかったですね。やはり寺社コンに集まる方は、お寺や神社じゃなくても文化的体験が心の琴線に触れてしまうようです。
そして池袋に移動して懇親会。今回はなぜか好きなタイプは○○系という話題で大盛り上がり。お釈迦系とか、船乗り系とか、(黒柳)徹子系とか。それってどんなんやねんと、思わず突っ込みを入れたくなるような理想の異性像が連発(というか、周りが茶化して、無理やり決めているだけですが)。
さらには慈覚大師という名前を出して、説明をしなくても分かってくれるなんて普段の生活ではありえないなどというマニアックな感動も炸裂。同じ趣味を持つ方との交流には新鮮な驚きがたくさんあったようで、この新鮮さがぜひぜひ新たな出会いとなることを願っております。
寺社コン | 寺社好き男女の縁結び企画。16年間で800人以上が結婚し、主催者もここで出会った人と結婚しています。同じ趣味の人と出会えるため、初対面でも話がしやすいことが特徴です。ただし知識は不要ですが寺社に興味がない方の参加はお断りしています。 |
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