清龍寺不動院滝行コン2(埼玉)
昨年の開催と同時に寺社旅界のみならず、まさに世間を震撼させたと言っても良いほどのインパクトがあった清龍寺不動院の滝行コン。数ある出会いイベントの中でもダントツの神秘と自然の力を感じられるこの企画が、今年も行われることになりました。
清龍寺不動院の滝行は、秩父山系から何万年もかけてたどり着いた霊水を引いた行場にて行われる修行です。ご本尊である不動明王のお力を頂きながら、一人一人滝に打たれます。
集合は地下鉄成増駅。清龍寺不動院さんはここから歩いて10分ほどの距離ですが、途中で東京と埼玉との県境を越えていきます。そして日が照りつけるアスファルトの道をふっと横にそれると、いきなり緑豊かな清龍寺不動院の境内へ。ここで自己紹介をみんなで行いました。
さらにお寺の紹介を僧侶の森田さんにして頂いたのですが、ここで森田さんから円になって男女手をつなぎながら、説明を聞くように促されました。平安時代から開かれている清龍寺不動院の歴史やお不動様の功徳など、だんだんと滝行に向けて気持ちが高まってきます。
説明が終わると滝行衣に着替えて本堂へと上がらせて頂き、滝行安全と開運祈願の祈祷が行われます。
清龍寺不動院さんは神仏混交が色濃く残るお寺です。仏様の前で二礼二拍手一礼。読み上げられる言葉も祝詞と、寺社に良くお参りに行かれる方にとっても、興味深い祈祷だったのではないでしょうか。
そして祈祷が終了すると、滝行の説明が成された後に、みんなで行場へと移動。一人一人、塩で身体を清めて、順番に行場へと入っていきました。
滝行は3~4人ずつ、結界を越えて行場へと入らせて頂き、滝の前で二礼二拍手一礼します。
そして一人ずつ順番に2回ずつ滝に打たれていきます。まずは右肩を滝にいれ、次に左肩。水に身体が慣れたところで、背中側から滝に入ります。滝の中ではお腹の底から「えいっ!」と3回声を発し、自分の祈願を想い描きながら滝に打たれていきます。滝に入ったときには水の冷たさに息が出来なくなったという方もいましたが、滝から上がった後には晴れやかな表情をしていました。
また滝行が終わると、徳川家康が首にかけて戦勝祈願していた不動明王を特別にご開帳して頂き、歴史好きな方々は大興奮。さらに境内の開運洞窟を散策させて頂いたりと、滝行が終わった後も楽しいイベント満載でした。
そしてみんなで移動して、懇親会。やはり滝行は初めてだったという方が多く、どんな感じだったかをみんなで話されていました。
また今回は歴史好きな方も多く、戦国時代と幕末とではどっちが好きかなどという話でも大盛り上がり。趣味の話で盛り上がれる仲間って、本当に良いものですね。熱いトークが止まらない一日でした。
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