合コンで無意識に話しかけるなオーラが漂う人の7つの特徴と解決策
合コンや婚活イベントで大切なことは、会話に加われずにいる人が話に入れるようにすることだと考えています。全体が盛り上がらないと、カップル誕生率も下がるためです。
そこで私が主催している婚活イベントでは、周囲を見渡しながら発言が特定の人に偏ってしまっているテーブルがあれば、そこに割り込んで発言のない方に話を振るようにしています。
しかしこれによって上手く話に入れるようになる人と、話題を振っても振っても会話に加われない(加わらない?)方とがいます。それも一つの性格かなとは思いますが、やはり婚活の場である以上、会話をしないことには相手に人柄が伝わりません。
そこで本人が意識しているかどうかは別として、話しかけるなオーラが漂ってしまう方の特徴と改善策をまとめてみました。
無意識に話しかけるなオーラが漂う人の7つの特徴と解決策
(1)話題を振られるのが当然と思っている
自分から会話に加わらず、話題も提供せず、場を盛り上げるのは自分の役目ではないという態度を貫く方がいます。こうした方は周りも腫れ物に触るように、目に見えて敬遠されます。
ですがよく見ていると、実は性格が横柄なのではなく、自分の役割を見つけるのが苦手な方が多いようです。遠慮しまくった結果、すべてを周りにゆだねてしまおうという態度が露骨に出てしまっている方は少なくありません。
なので心当たりがあるなという方は全体を見渡しながら、聞き役に回ったり、話題に変化をつける質問をしてみたり、グラスの空いている方にドリンクメニューを渡したり、ずっと頑張るのではなく隙間になるポイントを見つけて、存在感を示していくのはいかがでしょうか。
(2)反応が薄い、答えがあいまい
何を聞かれても、「はあ」「まあ」「いろいろです」など、あいまいにしか答えてくれない方がいます。こうした言葉が続くと、周りからは不機嫌なのかなと思われてしまいます。
本人は緊張しているだけかもしれませんし、自己開示が苦手なのかもしれません。しかし共通しているのは変なことを話して失敗するのを怖れすぎているということです。
婚活の場なので相手に好かれたいと思うのは当然です。ですが、その裏返しで嫌われたくないという感情も働きます。もちろんそれは悪いものではありませんが、尻込みしすぎてかえって自分を出せなくなるのも問題です。
そこでちょっとでもまずは、具体的な単語を交えて語ることを意識してはいかがでしょうか。「休日に何している」と聞かれて「特別なことは特に・・・」なんて答えるよりも、「先週は○○の本を読んでいました」とか、「近所のスーパーで△△を買って、××を作っていました」と答えられた方が、よっぽど話は広がります。
その場の会話なんてみんなそんなに覚えていませんし、変わったことを言わなきゃと気負う必要もありません。つたなくても構いませんので一生懸命に話す姿は、好感を持たれるものですよ。
(3)質問されても一言で切る
質問すれば答えてはくれるけど、一言で終えてしまうので話題が膨らまない方がいます。深掘りしようとさらに質問してもすべて一言で終わってしまうので、話しかけている方はまるで尋問しているかのような居心地の悪さを感じます。こうした答え方は周りからすると、会話に引き込もうとする努力を足げにされているようなものです。
例えば
「趣味は何ですか?」
「野球です」
「好きなチームはありますか?」
「○○です」
で、終わってしまうと、聞いている方も疲れてしまいますよね。
「野球が好きで、○○を応援しています。好きな選手は××ですね」と、ちょっと話を広げて答えてくれると、質問をする側も楽になります。そして選手の名前まで出れば詳しくない方が周りにいれば「どんな選手なの?」「どういうところが好きなの?」と新しく質問できますし、そこからあなたの人柄も伝わっていきますよ。
(4)ネガティブなことしか言わない
口を開けばネガティブな内容ばかりだと、聞いている周りが疲れます。本人は周りに慰めてもらえて気持ちいいかもしれませんが、ずっと続くと周りもうんざりしてきます。
「大変だよね」とか「そんなことないよ、大丈夫」という言葉は、何の意味もありません。その場の空気を軽くするために周りが気を使って言ってくれるだけで、言った本人が本当にそう思っているかは別問題です。
ですが、慰めてもらえると自分の不安が少し解消されるため、こうした言葉は口にするほどさらに話したくなります。しかしだんだん周りは慣れてきて、かわいそうという想いからまたかという呆れに変わっていくのです。
基本的にみんな辛いことや苦しいこと、悩みのひとつやふたつは抱えています。好みの相手は私を支えてくれる人というのは素敵ですが、それは自分も相手を支える覚悟がなければ単なる依存です。そこに想像力が働けば、自分のことだけ周りに吐き出す気持ちが少しは収まりますよ。
(5)笑わない
しかめっ面とは言わないまでも、無愛想な表情の方は、周りから見て楽しいと思っているかが分かりません。楽しいという意思表示をすることも、人が集まる場でのマナーです。
これは慣れの問題もあります。初対面の人が周りにたくさんいると、余裕がなくなってしまう方もいます。ですが私の婚活イベントでも最初は硬い表情をしていたけれど、何度か参加するうちに自然に振る舞うことができるようになった方もいます。
そしてひとつだけ、ちょっとしたコツを。笑うのは実は簡単です。口角を上げてみる。それを意識するだけで自然とほほ笑んだ形になります。もしも苦手な人は、事前に鏡の前で少し練習しておくといいですよ。
そして笑う門には福来たる。口元を笑う形にすれば、気持ちもそこからついていきます。楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるのです。
(6)ずっと視線を落としている
恥ずかしいのか、周りの人と目を合わせず、ずっと視線を下に向けていたり、そっぽを向いている方がいます。特に同性とは普通に目線を合わせられるのに、異性とは合わせられない方は意外といます。せっかく会話が弾んでいるのに何か一体感がなく、もったいないなと感じます。
これも慣れないと難しいかもしれませんが、まずは目の前の相手と目線を合わせてみましょう。何もじっと見つめ続ける必要はありません。ちょっと目を合わせたら別の方を見て、その繰り返しでいいのです。
(7)すべての会話に否定から入る
周りの人の話に、すべて否定から入る人がいます。また、否定ではなくても知識比べでもしているかのように、上乗せから入る人もいます。そうした会話すべてに問題があるわけではありませんが、そればかりだと周りが辟易します。
これは圧倒的に男性が多いですが、会話は勝ち負けを争う勝負ではありません。そして実は自分が知らないことを、相手が知って話している可能性も当然あります。
相手の話を否定することが多い方は、いろいろと知識や経験を持っている方です。せっかく持っているものがあるのであれば、自分は引いて、相手を立てる。そんな話術を心得ると、さらに魅力的になれますよ。
まとめ
基本的に会話はその場にいる全員が何かしらの役割を請け負って、全体で盛り上げていくものです。その役割を上手に見つけられる人は、気遣いが上手な人として周りからも好印象を受けます。そしてそうした気遣いは多人数でいるときはもちろん、二人きりになったときも相手と一緒に楽しむのに役立ちます。
会話の盛り上げ方については、こちらもご参考までにどうぞ。
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