バレンタインデーの告白成功率が60%もある理由
今月はいよいよ、聖バレンタインデーがあります。
そこで今回は「お口の恋人」がキャッチコピーの株式会社ロッテが、このバレンタインデーでの告白成功率を調査されていたので、紹介しつつ考察します。
まず、バレンタインデーでの告白は、6割もの方が成功したと答えたそうです。
類似のアンケートは他にもあります。株式会社オーネットの調査では54.5%、オーヴォの調査では67%が成功とのこと。そんなわけで60%くらいが平均値と言えそうです。
バレンタインデーの告白成功率が60%もある理由
バレ告は、なぜうまくいきやすいのか。恋愛心理学や婚活統計の研究もしているほーりーから見ると、以下の3つが推察できます。
告白を相手に予感させられる
以前、うまくいきやすい告白の仕方をブログに書きました。
良い告白の条件のひとつに、不意打ちを避けるというものがあります。人は意識になかったタイミングで決断を迫られると、現状維持や判断保留(=ごめんなさい)を選びがちです。
しかしバレンタインデーは、もしかしたらチョコがもらえるかも、そして告白されるかもと、最初から相手の意識が高まりやすい一日です。
その意味で言えばクリスマスと並んで、告白受け入れの体制が一年で最も整っている日と言えます。
好意を伝えるテンプレートがある
バレンタインデーの重要アイテムは、言わずと知れたチョコレートです。このチョコを渡すスタイルは、相手に確実に好意を伝える役に立ちます。
ありがちな失敗のひとつに、照れ隠しや緊張が高まりすぎて、相手が本当に好きだと言われたのか判断できない、曖昧な言葉で終わる告白があります。
寺社コンに参加した方でも以前、「AさんとBさんが気になってます」と変な前置きを加えつつ、Aさんに付き合ってくださいと言った方がいて、告白受け入れどころかその場で説教が始まった話を聞きました。
ここまでひどくなくても、匂わすだけの言葉で逃げたり、変なジョークを交えて茶化したりということは、思わずやりがちです。
チョコレートを準備する、そして相手に渡すことで、この告白は真面目なものと相手に示せるのはバレンタインデーの良いところです。
女性からの告白になりやすい
最近は男性からチョコを渡すこと(いわゆる逆チョコ)もありますが、バレンタインはやはり女性から男性へというのが定番です。
そして男性は通常、女性よりも告白され慣れていない分、好意を示されるとそれだけでときめきやすい(ちょろい)傾向があります。
もちろんすべてとは言いませんが、男性は好意を持っていない女性から告白されても、そこからスイッチは入ります。そこが女性の心理とは大きく異なるところです。
女性からの告白には希少性があります。それだけに成功率が上がっていくのは必然と言えるでしょう。
ということで、、、
上の写真は寺社コンで結婚されたご夫婦から、先日の寺社コンで頂いたチョコレートです。ものすっごくご利益ありそうなので、参加者全員にお配りしておいしく頂きました。
このようにバレンタインデーなんてお菓子会社の戦略に踊らされているようで、あまり乗っかりたくないという方もいますが、世間がみんな同じ方向を向くタイミングには大きなパワーがあるものです。
なので、こうした流れはぜひ積極的に活用していったらどうかと、ほーりーは考えています。
そこで昨年に続き、千葉県の本光寺というお寺では、バレンタインデーに住職と一緒に『告白先伸ばし禁止法要』を開催します。
これはせっかくこのようにチャンスの大きな一日に、ついつい勇気が引っ込んでしまうことを防ぐためのご祈願です。
告白は誰だって怖いし、逃げたくもなる試練のイベントです。そこでお寺が陰から応援しているよということを頭の片隅にでも入れて頂ければ、土壇場で出てくる弱気が抑えられるかもしれません。
ちなみにチョコレートを渡す方はそれどころじゃないでしょうが、世の中の告白を応援したい方、直近ではないけどいずれ告白したいと思っている方は、自由に誰でも参列可能ですよ。
今、まさしく2月14日(二人一緒の日!)に向けて準備されている方。最後の詰めまでしっかり、頑張ってくださいませ。
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