大陽寺宿坊コン
いよいよ始まった伝説の寺社コン。大陽寺宿坊コン。
婚活企画なのにお泊り。しかもお寺。しかも半径5Km人が住んでいない山奥と、どこから突っ込めば良いのか分からない一泊二日が始まります。
とはいえ、せっかく秩父まで来たのですから、最初は西武秩父駅周辺の寺社巡りからスタート。秩父霊場十三番札所の慈眼寺は目の薬師様で有名なので、良い男・良い女を見極める目を持てますようにと、お参りしておきました。
そして秩父鉄道に載って三峰口へ。さらにバスや迎えの車を乗り継いで大陽寺へ。下の写真の赤い屋根が大陽寺です。本当に山の中、何もない。
住職手作りのお風呂に順番に入ったりしながら身支度を整えていると、夕課が始まります。
今回の宿坊コンの目玉の一つは、曹洞宗・臨済宗の禅宗二宗派の座禅が一度に体験できること。大陽寺は臨済宗ですが、一日目・夜の部は秩父にある曹洞宗の源蔵寺五十嵐住職に指導をして頂きました。
このため夕のお勤めも、曹洞宗形式。源蔵寺の五十嵐住職が木魚を叩きながら、お経を唱えます。その間に一人一人、お焼香をしていきます。
お勤めが終わると座禅堂に移動して、いよいよ座禅。曹洞宗は壁に向かっての座禅が基本。叉手をしながらゆっくりと歩く作法を学び、警策も受けたりしながら、無事に座禅を体験することができました。
ちなみに曹洞宗では本当は坐蒲(座禅用の丸い座布団)を使うのですが、そこまではちょっと用意ができなかったので、今回は臨済宗の座布団形式ってことで。
そして翌朝のお勤めと座禅は大陽寺浅見住職による、臨済宗形式の座禅。前日と同じく木魚を叩きながらお経が唱えられ、一人ずつお焼香をしましたが、唱えられているお経は違います。
さらに写真を見て頂くと分かりますが、臨済宗は人と人とが向かい合って坐ります。というか、座禅堂の広さのほうが目立つかも。大陽寺の座禅堂は、びっくりするほど広いです。
それと曹洞宗では一回ピシリと叩かれた警策ですが、臨済宗では左右の肩を4回ずつ叩かれました。(この辺の叩く回数は宗派の違いだけでなく、お寺によっても違うようですが)
座禅が終わると精進料理を頂きます。
メニューはごはんと味噌汁、きゅうりとひじきの酢の物、黒豆が乗った胡麻豆腐、タケノコ、ぜんまいの和え物、梅のあんかけ揚げジャガ餅、飛龍頭など。
ほとんど全ての食材は地元で採れたものが使用されているとのことでした。これがまた、美味しいのなんの。座禅も終わってほっと一息つく中で、みんなで楽しく頂きました。
そして夜は本堂での懇親会。お泊りの利点を生かして夜遅くまでみんなで交流を図っていきます。
大自然の中ではぐくむご縁。素敵なカップルが生まれるのではないかと、期待が膨らむ2日間でした。
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