弘法寺カップル写経コン(大阪)
そもそもカップル写経って何? という方のためにですが、知らないのも当然。これは寺社コン独自のオリジナル写経です。男女一組がペアになり、一行ずつお経を書きあいながら二人の力でお写経を完成させます。
自分ひとりの世界に没頭しての写経も素敵ですが、たまには楽しくワイワイしながらの写経も良いのではないでしょうか? しかし寺社コンは 「寺社」も「コン」も大切にしたいと思っている企画です。
せっかく二人で写経を書くのであれば、普通の写経よりさらにお寺に親しみが持てる企画でなければならない! そんな使命感に燃えながら、このある意味で前衛的な試みのカップル写経の趣旨にご賛同頂いた弘法寺さんで行わせて頂きました。
そしていよいよ行われたカップル写経。男女がペアで般若心経を完成させるこの写経はネットなどでも話題となりましたが、寒いながらも穏やかな一日。まさしくカップル写経が世に生まれるのに申し分ない天気です。
和泉中央駅に集合してみんなでお寺に歩いていくと、境内では渡邊弘範副住職がにこやかに出迎えてくださいます。
まずは早速。本堂へ。まずは副住職からの法話。お釈迦様が舎利子に「この世の中って空なんや」と語った、般若心経について解説頂きました。お釈迦様の口調が関西弁なところがポイントです。
いや、きっと、そんなところでツボにはまるのは、関東から出向いた私だけだと思いますが。
そしてカップルを決めるためのドキドキ抽選を行い、みんなでお誓いの言葉を唱えてからペアになった者同士で写経開始。
普段の写経会は自分の世界に没頭し、沈黙の中で行われることが大半ですが、カップル写経は違います。何か和気あいあいとした空気が漂って、こんな写経もたまには良いのではと、私自身は思ってしまいました。
写経用紙の最後には『良縁祈願』と願文を入れ、二人の名前を書き添えます。一行ずつ筆跡が入れ替わる般若心経は、二人の願いが込められた愛の証? お寺に大切に奉納されました。
さらにみんなの写経が終わった後は「お経について語るワークショップ」を行いましたが、こちらはさすがに難しかったか、ちょっと会話が続きません。そんなわけで渡邊副住職と私とで、般若心経について思うことをそれぞれ述べさせて頂きました。
ワークショップが終わると、茶話会です。みんなで机を並べ替えていると、出されたのは副住職の奥さんお手製「いちごのムースケーキ」。
それも形はハート型! これは副住職がデレデレしながら、思わず一眼レフのカメラまで持ち出してしまった一品です。まさに寺社コンのための縁結びケーキと言ったところでしょうか。
しかも奥さんは『製菓衛生師の免許』を持っている、お菓子作りの達人です。もちろん、美味しい! 参加者の感想も、かなりの部分がケーキに集中していました。
そして茶話会が終わるとお寺を後にして、難波へ移動。ラストはいよいよ懇親会。奈良時代には行われていた写経ですが、まさに本日は写経会の革命の生き証人となった皆様です。
この先どんなご利益が待っているのか。吉報をお待ちしています。
寺社コン | 寺社好き男女の縁結び企画。12年間で500人以上が結婚し、主催者もここで出会った人と結婚しています。同じ趣味の人と出会えるため、初対面でも話がしやすいことが特徴です。ただし知識は不要ですが寺社に興味がない方の参加はお断りしています。 |
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