女性の婚活は名古屋が有利！　関西や九州からは引っ越す価値あり

日本の様々な地域で婚活イベントを開いていると、地域によって希望される男女の比率が大きく異なることに気がつきます。

特に私は関東・関西・名古屋近辺でイベントを開くことが多いのですが、地域別の傾向としては

関東　　→　男女比率は比較的バランスが良い
関西　　→　圧倒的に女性希望者が多い
名古屋　→　男性の方が希望者が多い

と、なっています。

そこで以前に都道府県別未婚者の比率マップを作成しましたが、やはり私の実感に近い結果になりました。詳細は下記のリンク先にまとめていますが、男性が婚活しやすいのは九州や関西、女性が婚活しやすいのは、北関東と愛知県です。

都道府県別未婚男女人口比一覧。婚活しやすい県をランキングしました

なので、もしも婚活がまったく前に進まないという関西や九州の女性がいたら、思い切って名古屋に行ってしまうというのはいかがでしょうか？　これはちょっと目線を広げてみると、意外なくらいに現実的な手段であることに気が付きます。

名古屋は引越しても大丈夫な街なのか？

たとえば、仕事に就くことはできるのか？　実は名古屋は今、経済的にはかなり活性化しています。朝日新聞が紹介したニュースには、こんなことが書かれていました。

東海地方の産業界で、人材の獲得競争が激しくなっている。厚生労働省が２９日発表した昨年１２月の有効求人倍率（季節調整値）は、岐阜県が全国３位、愛知県は４位で、ともに１・６倍前後の高水準だった。

名駅地区ではパートやアルバイトが不足し、平均時給は千円を上回る。大名古屋ビルでは３月にオープンする商業施設部分だけで約千人の雇用が生まれ、面談会では「時給１５００円」をうたう企業もあった。

ちなみに岐阜県は愛知県の隣ですが、名古屋駅と岐阜駅は電車で２０分程度しか離れていません。

また、名古屋駅近辺の家賃相場は、HOME’Sのサイトによると

ワンルーム　6.23万円
1k　　　　　6.15万円
2DK　　　　 7.13万円　　　　　

です。これは名古屋の玄関口・名古屋駅から徒歩10分以内の相場なので、意外に安いのではないでしょうか。名古屋駅から近鉄線で12分ほどの伏屋駅（ちょっとした郊外の町）であれば、2DKで平均4.47万円です。

さらに名古屋市の住みやすさは、名古屋市が行った市政世論調査によると

名古屋が「住みやすい」と思うかとたずねたところ、「住みやすい」と答えた人は48.5％、「どちらかといえば住みやすい」と答えた人が41.5％で、あわせると、名古屋は住みやすいと思う人は約9割（90.0％）でした。

名古屋が住みやすいと答えた人に、その理由をたずねたところ、「買い物する場所などが近くにあって生活に便利」（68.3％）が最も多く、次いで「交通の便がよい」（65.4％）、「住環境がよい」（39.7％）と続いています。（問4）

逆に、悪いところは

名古屋の悪いところや嫌いなところをたずねたところ、「夏が蒸し暑い」（61.0％）が最も多く、次いで「観光名所が少ない」（47.2％）、「交通マナーが悪い」（42.8％）と続いています。

とのことです。

しかし、市民の９割もの方がそれなりに住みやすいと答えていることは、ちょっとすごいですよね。

名古屋に移るのは、一つの立派な選択肢

婚活するために引っ越すというと、突飛な考えに聞こえるかもしれません。ですがいろんなデータを分析していると、名古屋への婚活移住はかなり現実的な戦略です。

同じ場所、同じような人間関係だけで暮らしていると、自分はモテないんだと思い込んでしまう方も多いですが、男女比率が逆転したコミュニティに足を運ぶだけで恋人ができてしまったという人も、たくさんいるものです。

競争率の高い場所で婚活疲れを続けるか。それとも自分に有利なフィールドに出て、戦わずして勝つか。短い人生、そのぐらい思い切った選択も、人生を切り開くには必要ですよ。ひつまぶし、みそかつ、手羽先、きしめん、名古屋コーチンに天むすが、あなたを待っています。

なお、どうしても移住は難しいという方は、趣味でフィールドを変えるのもおすすめです。

異性の多い趣味を探したい人向け趣味別男女比一覧