無理そうな片思いで少しでも可能性を上げる告白の仕方

告白はする前に９割は結果が決まります。私は20代の頃それを知らず、一度もデートしたことがない相手に向かって撃沈したり、一回しか会ったことがない相手と二人で二泊三日の旅行をして、旅の途中で玉砕したりしていました。そういう恋は10代で卒業しとけと思うのですが、男子校＆機械工学専攻というダークな純粋培養は本当に怖いです。

まあ、それはおいといて。告白は相手に大きな決断を促す行為です。なので乗り気ではない相手はもちろん、あなたに好意を持っている相手ですら「付き合ってほしい」と言われたら、ほぼ断ります。特に付き合うことがそのまま結婚につながりやすい年代になれば、その傾向はさらに高まります。

なので、なるべく当たって砕けろ的な告白は、３０代以上の方には進めません。しかしそれでも進退極まり、告白に最後の望みをかけたい場合もあるでしょう。そこでどうしても告白以外に打開策がなさそうな場合の、少しでも可能性を上げる方法をまとめてみます。

無理そうな片思いで少しでも可能性を上げる告白の仕方

２度は告白する

告白は相手に興味がなくて断る場合と、判断がつかずに断る場合があります。もしも後者である場合、あなたに好きだと言われたことで、あなたを意識し始める可能性があります（あくまで可能性ですが）。

なので、一度振られてももう一度告白するというのは正しい作戦です。実際に私の周りでも、これで付き合い始めた人は何人もいます。

ただし、２回でダメなら３回だ、３回でダメなら４回だというゾンビのようなチャレンジ精神は、単なるストーカーに成りかねないのでやめておきましょう。何度告白してもダメなのであれば、それはあなたに興味がないということなのです。

告白を予感させる

告白は相手に決断を促す行為です。というのは最初にも書きましたが、それは相手にとって突然であればあるほど、反射的にノーと言う確率が高くなります。

そこで日常から、なるべく相手への好意を表しておきましょう。この人、私のこと好きかなという疑問から、きっと好きに違いないという確信に近いところまで持たせることで、告白の突然化を防ぐことができます。

両思いになりやすい人は、この告白前の好きだという表現がとてもうまい人です。また、これを無意識かつ好意も持たずにできる女性は、小悪魔認定されやすい人です。

振られたら告白したことを後悔する

何言ってんだと思われそうですが、振られたら告白したことを後悔して下さい。というか、そういう状態になるまでていねいに、物事（主に上記の「告白を予感させる」）を進めてください。

そもそも告白して振られてスッキリなんて、そんなのは相手と付き合いたくてする告白ではありません。好きという状態に押しつぶされ、相手への気持ちを捨てるためにする告白です。厳しいことを言えば相手をゴミ箱にして、自分が抱え切れなくなった感情を投げ捨てているだけなのです。

なので告白する前に、自分にできる最大限で相手にイエスと言ってもらえる努力をして下さい。そこまでやってなおダメであれば、「ああすれば良かった」「あれはだめだった」と、悔しい気持ちが生まれます。その努力がもしかしたら、２回目の告白の時には実るかもしれませんし、次の恋で経験値として生きてくるかもしれません。

まとめ

告白は勢いで何とかなるものではありません。また、小手先のテクニックやシチュエーションを作れば上手くいくわけでもないです。

好きだと告げる前に、どれだけ相手と関係を作っておけるかにかかっています。２回告白するという話も、結局は１回目の告白を関係作りのきっかけに使うだけに過ぎません。

重ねて言いますが、告白はする前に９割は結果が決まっています。たぶんダメだろうと思ってする告白はたいていダメであり、自信を持って臨める告白はやはり上手くいきやすいのです。とは言え誰もが好きになった相手と順調に関係を作れるわけではありませんので、進むことも戻ることもできなくなったという方は、最後の手段として試してみてください。

なお、告白のタイミングを計る方法は、『脈なしのまま自爆告白しないための相手との距離の測り方』もご参考にどうぞ。