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空海からのおくりものコン

 今回は文京区にある印刷博物館で行われている『空海からのおくりもの展』がテーマ。高野山から国宝2点、重要文化財31点を含む秘宝計79点が公開(印刷博物館ですので書物・版画・版木などが中心)されるとのことです。

 高野山と言えば都から離れていたため、歴史上戦火にさらされる事なく貴重な文化財が多数保存されてきた山の正倉院。今回の展示もかなり期待ができそうです。

 まずは江戸川橋駅で集合して近くの子育て地蔵へちょっと寄り道。お参りをした後に、地蔵通り商店街を通り抜けてトッパン小石川ビルへと向かいます。

トッパン小石川ビル

 しかしこのビルがまた大きいこと。実は私も印刷博物館に行くのは初めてでしたが、おかげで道に迷うこともなく着くことが出来ました。

 入り口前の広場でみんなで自己紹介をして、いよいよ『空海からのおくりもの展』へ。参加者が多かったため、おかげさまで団体割引料金が適用されました。そして中に入ると、これが予想以上の充実度です。

空海からのおくりもの展

 凸版印刷はその印刷や画像処理技術を駆使して文化保存事業にも力を入れているのですが、ちょうどVRシアターにて、高野山に伝わる日本最古の彩色曼荼羅の復元プロジェクトが、紹介されていました。

 平清盛が自分の血を混ぜて色を塗ったと伝わることから、『血曼荼羅』とも呼ばれる巨大な曼荼羅図。大スクリーンに広がる密教の宇宙観は、これを見るだけでも来た甲斐があります。

 さらに高野山の秘宝展示は、お経や仏画をどのように版木に彫り込み、そして印刷されていったのか。一文字ずつ書き写す写経から、版木にて刷り写す印刷へ。技術の進歩が仏教文化を広めていく過程を読み解くことが出来ます。

 また、高野山展の他にも有名なラスコーの洞窟壁画やエジプトの死者の書、ハンムラビ法典やロゼッタストーンなどのレプリカや、中世、近世の印刷物など、面白いものが盛りだくさん。

 地味目な博物館かなと思っていましたが、まさかこんなにはまるとは思っていませんでした。

東京大神宮の茅の輪くぐり

 印刷博物館を目一杯堪能した後は、少し歩いて東京大神宮を参拝。ちょうど6月ですので夏越の大祓・茅の輪くぐりが行われていました。

 これは正月から半年間の罪やけがれ、疫病などを祓う神事で、左・右・左と、茅の輪を3回くぐり抜けて回ります。

 みんなでぐるぐる回って拝殿で参拝し、縁結びの祈願をしてきました。縁結びのご利益では東京でもトップクラスの有名な神社ですので、これはもう願いが叶わないはずがないでしょう。

 そしておみくじを引いたり、カメラの前に立つと花嫁姿になって写してくれる不思議なモニターなどで遊びながら(なぜか男性が花嫁になっていましたが)、時間が来たので懇親会場へ移動。今回もすっごく盛り上がって二次会まで突入していきました。

 それにしても今回の金言は、男性と女性が初デートで最も大切にするポイントの違い。男性はどこに行くか、どんな段取りでデートを進めるか。相手がそのコースを楽しんでくれるかに着目します。しかし女性はそんなこと、気にしていなかった!! 男性にとってあまりにも盲点と言えたその女性心理とは……。

 もしも気になる方がいれば、寺社コンでお会いした時にこっそりお教えいたします。

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