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結婚相談所とは何か? 成婚率57.3%のブライダルチューリップ

 結婚相談所について、ブライダルチューリップさんにお話を伺ってきました。

 ブライダルチューリップさんは寺社コンと協力関係を結ばせて頂いている結婚相談所で、広告をほとんど用いないことにより大手並みのサービスを低価格で実現されている婚活支援サービスです。広告を用いない代わりに口コミにより入会される方が多く、facebookの「いいね!」数は2000以上、NHKや日本経済新聞、フジテレビ、週刊女性などにも取り上げられ、今もっとも注目されている結婚相談所と言えます。

 私も最初にこちらの桑山社長とお会いしてから、現在の恋愛や結婚事情についてお互いに意見交換させて頂きました。そして寺社コンには寺社コンの良い部分があるけれど、恋愛カウンセリングを受けることが婚活の悩み解消につながる方もいるのではと考え、ブライダルチューリップさんのサービスを紹介するなど協力関係を結ばせて頂いています。またブライダルチューリップさんにも寺社コンで恋愛ミニセミナーを開いて頂いたり、寺社コン用の特別な割引価格を設定して頂いたりと、多くの交流を行ってきました。

 しかしそもそも結婚相談所とは何か? どんな特徴があり、入会を検討する場合には何を考えなければならないのか。はっきり言って、私も最初は良く分かりませんでした。そしてまた多くの方にとっても決して敷居の低い場所ではないと思われますので、「結婚相談所」について素人目線の私が、疑問に思ったことをバンバンと聞いてきました。

桑山裕史社長と市川由香カウンセラー

お話を伺った桑山裕史社長(右)と市川由香カウンセラー(左)

結婚相談所とは何か?

 そもそも結婚相談所とは何か? この問いに対して一番最初に出た答えは、結婚相談所は入りさえすれば確実に結婚ができる「あっせん所」ではないということです。

 ブライダルチューリップさんの成婚率は57.3%。これは大手結婚情報サービス会社(成婚率10~30%)と比べても高い数字です。この「成婚率」とは会員になってから退会された方のうち、入会したサービスでの出会いによって結婚が決まった方の割合のため、他で相手が見つかったので退会という方は除きます。このため結婚しての退会という方は総数で見ればもう少し多くなりますが、それでも100%というわけではありません。

 高いお金を払ってうまくいくか分からない。これをどう捉えるかは、個人の判断(と、経済状況)によるでしょう。ただし元々が確実に結ばれる出会いなどないことを考えれば、この数字には考える価値があります。

 そしてまたこの成婚率57.3%という数字は、本人の努力が何より大切ということも表しています。結婚相談所の最大の特徴は、カウンセラーと二人三脚(ブライダルチューリップの場合は男女2人一組でカウンセリングを担当するため、三人四脚かもしれませんが)で結婚への活動に取り組んでいくことです。しかし最終的に相手と会うのは自身ですので、このカウンセリングをどう活用していくかが成婚率を左右します。

 ここで少し「結婚相談所」の位置づけを考えるため、出会いの種類別によるメリットとデメリットをまとめてみました。

 男性と女性が結婚に至る出会いには、大きく分けると偶然、紹介、サービスの3つがあります。これらを簡単に区分けしてみると、以下のようになります。

区分 説明 メリット デメリット
偶然  学校の同級生、職場やサークルなどを通した出会いなど

 恋愛を前提としない場から発展した出会い

 お金がかからない

 世間体が良い

 恋愛対象となる相手に出会えるかは、文字通り偶然による

 恋愛がうまくいかないと場の人間関係を壊すことがある

紹介  お見合い、友人、知人の紹介、合コンなど

 知り合いによる無償の紹介

 お金がかからない  (場合によっては)好みの相手でなくても断りづらくなる
サービス  有料の紹介サービス  自分の好みの条件の相手と出会える

 相手も出会いや結婚に対する意識が高い

 お金がかかる

 世間に対する印象が悪い(と、思う人もいる)

 そして、上記の中では偶然、紹介、サービスの順に金銭的、精神的コストは上がりますが、逆に出会いに対する効率も上がっていきます。また、このうちの「サービス」を細かく見ていくと、代表的なものには以下のものがあります。

区分 説明 メリット デメリット
出会い系サイト  出会いを求める人同士の交流サイト。

 基本的には大手で安心できるところ以外は使わない方が無難です。

 無料、もしくは低価格(~1万円程度)  信頼性の低い業者も多い

 顔の見えない出会いへの不安がある

イベント  出会いパーティー、街コン、趣味コンなど、一回限りのイベント形式  低価格(数千円~2万円程度)

 多くの人と一度に会える(ただし場所によっては連絡先交換が有料ということもある)

 恋愛自体は個人任せ
結婚情報サービス会社  会員(身元確認などの審査がしっかりされている)の情報をもとに、サービス提供会社が異性を紹介する  成婚率が比較的高い  価格が高価(10万円以上)

 恋愛自体は基本的には個人任せ

結婚相談所  カウンセラーとの相談&会員(身元確認などの審査がしっかりされている)の情報検索を行いながら、相手の紹介を受ける  恋愛に対する自己成長率が高い

 成婚率が高い

 価格が高価(10万円以上)

 このように下に行くほど価格は高価なものの、成婚率は上がる図式があります。ここで次は業界の人間以外には区別の付きにくい(というより、私も結婚相談所でお話を聞くまで区別のついていなかった)、「結婚情報サービス会社」と「結婚相談所」の違いについて紹介します。

「結婚情報サービス会社」と「結婚相談所」の違いとは?

 「結婚情報サービス会社」と「結婚相談所」の違いは、データによるマッチングとカウンセリングの2点に分けて考えます。なお、自ら「結婚相談所」と記載している会社であっても、ここでは以下の区分に従って「結婚情報サービス会社」としています。

 このため大ざっぱな区分けをすれば、「名前の知られた大手=結婚情報サービス会社」、「日本結婚相談所連盟に加盟している小規模な結婚相談所=結婚相談所」と考えて頂いても大丈夫です。

違いその1 : データによるマッチング

 「結婚情報サービス会社」は、登録した情報をもとに会社がデータを抽出し、定期的に数名の異性情報が送られてくるサービスです。この送られてくる人数は会社やプランによって異なります(月に1~6名程度が多いです)が、お見合いする相手はその中から選ぶ形になります。

 一方「結婚相談所」は会員情報データに自らアクセスし、検索条件などを変更しながら相手を探していきます。このため数万人に渡る多くの会員の中から希望される相手を探すことが可能です。

 なお、ブライダルチューリップさんの場合であれば、この数万人(詳細は後述しますが、2万5000人以上)の中から毎月最大で30名までお見合いをお申込みすることが可能です。

結婚情報サービス会社と結婚相談所の違い

 この違いは非常に大きいです。私は大手結婚情報サービス会社も結婚相談所と同じように会員情報にアクセスして自分で検索するものと思い込んでいたので、桑山社長にそれは違うよと指摘されてもう一度調べなおして、びっくりしました。

 会員数○万人と言っていながら、実際に閲覧できるのは月に数名。「年間60名を紹介」って、月に5人のデータが送られてくるだけなんですね。

 この形式だと何十万円という費用を払いながら、参加1万円にも満たない寺社コンより効率が悪い(ただし、寺社好き限定)です。もし会員制の婚活サービスに入会しようと思ったら、異性がどのような形で紹介されるかは、事前にしっかりと確認した方が良いでしょう。

違いその2 : カウンセリング

 「結婚情報サービス会社」は個人の活動が中心です。企業側のサポートはシステムの使い方が中心で、恋愛に対するアドバイスやカウンセリングは基本的にありません。

 一方、「結婚相談所」は、カウンセリングに力を入れたサービスです。カウンセラーとの二人三脚で自分が相手に求めるものやプロフィール作成、異性の紹介、メンタルケアなど、多方面に渡り婚活の力になってくれます。

結婚相談所のカウンセリング

 結婚情報サービス会社でも簡易的なカウンセリングが用意されていたり、オプションとしてカウンセラーとの面談が行われたりなどもありますが、定期的なものではなかったり内容が限られていたりと、結婚相談所のカウンセリングと比べると見劣りすることが多いようです。

結婚相談所の4つのメリット

 以下は私が考える、どちらが向いているかをまとめた表です。

区分 説明 向いている人
結婚情報サービス会社  紹介された異性(月に数名)の中からお見合いを申し込む  自分一人で活動したい人
 相手に求める条件が明確な人
 相手を検索するのに時間をかけられない人
結婚相談所  カウンセラーとの相談&会員の情報検索を行いながら、お見合い相手を探す  恋愛での失敗が続き、改善点が分からない人
 カウンセリングで自分を積極的に変えようという人
 過去の恋愛経験が少なく、異性に慣れていない人
 なるべく短期間で結婚したい人
 好きなタイプや結婚のイメージが明確になっていない人

 ブライダルチューリップさんにお伺いした結婚相談所のメリットをまとめると、以下の4点がありました。

(1)結婚に対して同じ意識の人が集まっている

 結婚相談所を利用する何よりのメリットは、結婚に対して同じ積極性を持つ人が集まっている点です。これは寺社コンに対しても同じことが言えますが、入会費や月会費など、必要な金額が高い分だけ意識の強い方が集まっています。

 そして多くの方の中から、自分が希望する方を選んでコンタクトを取ることができる。逆に自分に興味を持ってくれた方から連絡を頂ける。その分、うまく話が進む可能性は格段に上がります。

(2)恋愛に対する成長が期待できる

 恋愛はなぜ振られたかなどの理由が見えにくい分、自分一人だと問題に対する解決能力を上げづらい分野です。何度も同じ段階で連絡が途絶えてしまうという方がいれば、それはどこか自分に足りない部分があるのかもしれません。

 しかしもし失恋をして次の出会いが3年後だったとしたら、前の失敗のことなど完全に忘れてしまっています。結婚相談所では毎月多くの方を紹介して頂けるので、コミュニケーションの問題が表面化しやすくなります。またカウンセリングではこうした恋愛の失敗も客観的に指摘してくれるため、通常よりも遥かに速い速度で自己成長を遂げることができます(ただしその分、痛みを伴う覚悟も必要です)。

(3)モチベーションをコントロールできる

 恋愛はうまくいかないと、心が強烈に落ち込みます(私も経験あります)。逆にやる気になって毎週末お見合いやデートで埋めてしまったり、前がかりになりすぎて疲れてしまうこともあります。結婚相談所ではそうした意識のコントロールもカウンセリングしてくれます。

 カウンセラーの市川さんとお話をしていて出てきた言葉に、婚活すると婚活だけになってしまう方もいる。趣味なども楽しんだ方が良いというものがありました。

 改めて言うことでもないかもしれませんが、婚活は想像以上に精神的なタフさが必要です。身近に何でも相談できる方がいれば別かもしれませんが、婚活の場で様々な情報や経験を持ったプロの目が入ることは、とても頼りになります。

(4)多くの相手とお会いすることができる

 私が結婚情報サービス会社に誤解をしていたため丁寧に説明を受けた部分ですが、「結婚情報サービス会社」と「結婚相談所」とでは、ご紹介頂く人数が異なります。毎月数名しか相手を閲覧することができない「結婚情報サービス会社」と、数万人の中から相手を探すことができる「結婚相談所」。この人数差は大きなメリットです。

 大手結婚情報サービス会社を調べてみたところ、一社だけは会員データに自分からアクセスして検索できるようでした(ただし料金は他と比べても高いです)が、その他はこの月数名紹介という形式ばかりでした。

 上記メリットのうち、(1)は結婚情報サービス会社でも同じことが言えますが、(2)~(4)は結婚相談所独自のものです。大手で名前が通っていること、全国各地にオフィスがあるため都市部以外の人でも入会しやすいという部分では結婚情報サービス会社に軍配が上がりますが、サービス内容を比較して見た場合は結婚相談所の方が高品質というのが私の意見です。

 次はちょっと衝撃的だった、ブライダルチューリップさんから教わった結婚における年齢のハードルについてです。

結婚における年齢のハードルについて

 婚活にはタイムリミットがある。寺社コンをご覧になっている方であれば、何処かでは聞いたことがある言葉かもしれません。ですがこの意味をデータ上から考察すると、目を背けたくなる現実が浮かび上がります。

 まず、30歳を過ぎると、偶然の出会いによる恋愛は難しくなります。そして40歳を超えると、そもそも結婚が難しくなります。

 国勢調査によると、30~35歳の未婚男性が5年後に結婚できる割合は26.1%。未婚女性は29.6%です。そして36~40歳の未婚男性が5年後に結婚している割合は6.8%、未婚女性は7.1%です。

 さらに40代に入ると結婚できる男性は4%未満、女性は1%にも満たなくなります。このことから婚活は先送りすれば先送りするほど、ハードルがものすごい勢いで高くなることが分かります。私が寺社コンを始めたのは「誰か良い人がいればと思いながら、出会いの機会を作れずに何年も過ぎるのはもったいない」と考えたことも理由の一つですが、これもこうした年齢の壁が数字に出ているからです。

 また最近は20代でも婚活サービスに登録される方が増えていますが、こうした現実がデータとして知れ渡ってきている結果でもあります。

男女別5年後に結婚できる割合

 なお、女性の生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合)は10人に1人で、男性の生涯未婚率は5人に1人となっています。さらに今後、2030年には男性の3人に1人が生涯未婚者になると予想されています。

 数字だけ見ると大きな社会の変化が感じられます。少し前は晩婚化が叫ばれ、現在は晩婚化と共に非婚化とも言われていますが、この先は結婚しない・できない人も、決して少数派ではなくなってきます。

 そうすると、果たして結婚するとはどういうことか? 結婚が本当に必要か? ということも、これからますます問われてきます。非婚化の要因も出会う機会の減少や経済格差などが挙げられていますが、これから10年、20年先は社会構造の変化と共に結婚に対する価値観も大きく変わってきます。

 私自身は結婚肯定派です。自分自身は結婚して良かったと思っています。ですが非婚化と共に離婚率も高まっています。決してすべての結婚が幸せへのゴールと言えるわけではありません。

 結婚というものをカウンセラーと一緒に考え、自分の中で幸せな結婚生活や家庭をイメージして、婚活に臨む。これも結婚相談所の大きな意義です。もしかしたらあなたの人生にとって、「結婚」は本当に必要なものではないかもしれません。逆に今は必要と思えなくても、10年後、30年後を考えた時に、後悔の種とならないとも限りません。

 私は一人暮らしの高齢者を見回りながら、孤立死防止の最前線で活動しているお坊さんも知り合いにいますが、お話を聞くたび(正直、耳をふさぎたくなる)に今の同年代世代(30代)に伝えたいことが出てきます。

 年齢と共に上がる結婚のハードル。自分が結婚に何を求めるか、どんな家庭を築いていきたいかという希望。社会の変化や今後のライフステージなども見据えながら、結婚というものの価値を新しく考える舞台を作る。それが「結婚相談所」の役割ではないかと私は考えています。

ブライダルチューリップさんに会員が5万人もいるって本当?

 私が最初に桑山社長とお会いした時、一番意味が分からなかったのが、会員数5万人という数字でした。単純に男女半々と考えても、2万5千人もの会員から相手を選ぶことができる。私も寺社コンなんて活動をやっていますので、結婚業界大手の会社名(結婚情報サービス会社)くらいは知っていました。ですが正直言って失礼ながら、ブライダルチューリップさんのことは全く知りませんでした。しかしそんな会社の会員数が、大手を超える5万人? にわかには信じられない数字です。

 最も、この5万人には理由があります。もちろん桑山社長が説明を省いてごまかしたわけではなく私の理解力がついていかなかっただけですが。そんなわけでブライダルチューリップさんが加盟している『日本結婚相談所連盟』さんについて調べてみました。

 こちらはもともと、日本中にある多くの結婚相談所が加盟している団体です。桑山社長のお話によると、仲人さん一人でやっているところから、ブライダルチューリップさんのように会社として参加しているところまであり、それぞれの会員も1名から100名規模と様々です。そしてその会員情報をお互いに共有しあうシステムを提供しているのが、この日本結婚相談所連盟さんです。

 会員は関東、関西、東海を中心に日本全国におり、構成はほぼ日本人のみとのこと。また、新規会員(つまり、様々な加盟相談所に新たに登録された会員数の合計)も、毎月4000名単位で増えています。

日本結婚相談所連盟の仕組み

 追記:2021年7月時点で日本結婚相談所連盟の会員数は7万2千名に増えています。

 そしてここで一つの疑問が湧いてきます。独自に会員を抱えている大手は別として、結婚相談所って、どこに入会しても出会える人は変わらないのではないか? つまり、結婚相談所の核はあくまで「相談」にあり、この部分の良し悪しのみがサービスの質を決めるのでは? ちょっと大げさかもしれませんが、それが私の理解でした。

 それではブライダルチューリップさんのサービスとは何か? ブライダルチューリップさんのサービスは、主に以下の3つに分かれています。

 ・入会審査
 ・個別カウンセリング
 ・お見合いセッティング

 このうち、非常に乱暴な言い方をするのなら、入会審査とお見合いセッティングは、どこの結婚相談所も同じです。いや、こんなこと言ったら、ブライダルチューリップさんには怒られそうですが、同じシステムを使用しているのであれば、大きな違いはありません。

 ですので間違いなく、結婚相談所の核は「個別カウンセリング」にあります。という理論の元で、ブライダルチューリップさんのサービスをいろいろ聞いてみました。

 まず、強調されていたのが、カウンセラーが全員30代であるということ。そして女性カウンセラーは過去にブライダルチューリップを利用して結婚された方であるということ。ブライダルチューリップさんのカウンセリングを特徴付けるものとして、当事者目線を強く意識していることが挙げられます。

 私も他の結婚相談所のことを知らないため、聞いたお話をそのまま引用させて頂きますが、結婚相談所はもともと仲人の仕組みから発展したもので、担当者も年配の方が多いそうです。

 もちろんそうした方には豊富な経験があるでしょうが、恋愛について言えば同年代の方が悩みを話しやすかったり共感を得やすいのも事実です。さらにカウンセラーが結婚相談所の元利用者であれば、悩みや不安もそのまま共感して頂けます。

 そしてもう一つ面白いのが担当カウンセラーとは別に、「サブカウンセラー制度」という悩みに応じて別のカウンセラーからもスポットで面談アドバイスが受けられる仕組みです。ブライダルチューリップさんには実際に結婚相談所で成婚した女性・男性が、カウンセラーとして在籍しています。

 寺社コンでも男女が本音を語り出すと、お互いに目から鱗がポロポロ落ちてくる方がいますが、そのくらい両者は考えていることが異なります。この二つの視点が得られることは、婚活にとってとんでもなく大きなメリットです。

 さらにオプションサービスとはなりますが、インストラクターを相手にしたお見合いシミュレーションの『おみれん』、自分の行動パターンを見るための『エコグラム診断』、婚活を進める上で上手く行っていない部分の原因を仮説立て、検証していく『個別集中講座』、第一印象を整えるための『婚活ファッションコーディネート』もありました。

 桑山社長や市川カウンセラーもおっしゃっていましたが、こうしたプログラムを受けることは恋愛にはもちろん、もっと全般的なコミュニケーション力や問題解決力も含めて成長できます。

 カウンセリングを有効活用できるかどうかが、結婚相談所に入る意義があるかどうかの分かれ目です。

業界でも低価格! ブライダルチューリップさんの料金設定を解剖しました

 結婚相談所は高価とはいえ、ブライダルチューリップさんはその中でもかなりの低価格を実現しています。その理由は大手のように広告宣伝費に莫大な資金を投じるのではなく、口コミによって入会される方が多いためです。

 ブライダルチューリップさんから頂いたパンフレットには業界最安値と書かれていました。そこで果たして本当に最安値なのかどうか、私も調べてみました。もちろん日本中に数多ある結婚相談所一つ一つと比べることはできませんが、大手結婚情報サービス会社と比較した限りでは最安値に嘘はありませんでした。

 入会金や月会費、お見合い引き合わせ費用に連絡先の交換費、そして結婚が決まった後の成婚料などの諸々を考慮し、月に一人ずつのペースでお見合いして一年間で結婚退会したという想定で、幾つかの会社と比べながら金額計算してみました。この場合、総計ではブライダルチューリップさんは大手より10~20万円安くなっています。

 また、私がブライダルチューリップさんをお勧めして良いなと感じたのは、入会金や月会費と、成婚料の料金バランスを見比べたときです。ブライダルチューリップさんでは、他社と比べて入会金や月会費が安くなっており、逆に成婚料は少し割高に設定されていました。

 「成婚料」とはサービスを利用して結婚が決まった時にお支払いする金額です。これはブライダルチューリップさんでは15万円に設定されています。逆に他の大手で似たようなサービスの会社では5~11万円でした。

 また入り口となる入会金を見た場合、プランにもよりますがブライダルチューリップさんの場合は、10~15万円(寺社コン割引適用者は55555円)です。大手はこれが多いところで22万円くらいになっていました。

 数字だけだと分かりづらいかもしれませんので、以下のイメージグラフもご参照ください。ひとことで言えば、ブライダルチューリップさんのビジネスは入会者を結婚にまで導かないと利益が上がらないということです。

ブライダルチューリップのビジネスモデル

 逆に大手が広告をバンバン打って入会者を増やそうとするのは、入会金や月会費で収益が得られるからです。この利益構造は婚活サービスの入会先を検討するのに注目して良いと思います。

 先にも述べたように、ブライダルチューリップさんは結婚相談所連盟に加入することにより、紹介できる会員の数では大手を上回っています。そしてこの紹介者数さえ確保できれば、あとは事業規模とサービスの質に相関はありません。むしろ広告を使って事業を急拡大させても入会者が増えれば一人のカウンセラーが担当する会員の数が増え、きめ細やかなサービスが期待できなくさえなります。

 このためブライダルチューリップさんでは新規入会者が多い場合、入会者にストップをかけることがあります。またカウンセラーが担当する会員人数は50人までと制限もされています。結婚相談業界においては規模の論理は通用しない。広告費をどんどん使って会員を増やさざるを得ない大手より、ブライダルチューリップさんのような細やかな会社を寺社コンが推すのにはわけがあります。

結婚相談所を利用する人もしない人も知っておきたい、婚活の場での落とし穴

 この特集ではブライダルチューリップさんへのインタビューをもとにしながら、結婚相談所とは何かということに焦点を当てて解説しています。

 記事を書くにあたりいろんなサービスを見比べたり、業界情報や結婚に関する分析・動向調査なども行った結果、寺社コンではブライダルチューリップさんは他の類似サービスと比べても良いポイントが多いと考え、おすすめすることにしました。

 とは言え、結婚相談所を手放しで勧めるつもりはありませんし、基本的にこの記事は結婚相談所への入会を検討する側の立場から(入会しないという判断も含めて)役に立つようにと書いています。結婚相談所には大きな価値があるものの、高額で気軽に入るわけにはいきませんし、また周りにも入会している人はなかなかいないため(いても公言していなかったり)、情報が伝わりにくいサービスでもあります。そこで、あえて聞きづらい質問として、結婚相談所に入会しても上手くいかないパターンについて聞いてみました。

 そしてその答えですが、結婚相談所は条件によって相手を自由に選べるため、一部の人に人気が殺到するということが挙げられました。

婚活の落とし穴

 人気の殺到する相手に見合う条件を自分が備えていればともかく、そうでなければ人気のある人ばかりに次から次へとアプローチしていき、結果として全滅してしまう人もいるとのことです。

 これはもう男性でも女性でも、条件の良い相手に集中するのは仕方のない話です。確かに寺社コンでもこうした傾向はみられます。それが年収や年齢、経歴、その他さまざまなものがデータとして見比べられてしまう結婚相談所であれば、この傾向はさらに強まることが想像できます。

 そしてそんな方にはどのようにアドバイスするのですかとお聞きしたところ、ブライダルチューリップさんではまずあれこれと口を挟まず、本人の好きな形で取り組んでもらうとのことでした。最初からあなたにはこういう人の方が可能性が高いと言っても反発されますし、そこで上手くいったとしても、もっと良い人がいたのにという不完全燃焼な気持ちが残ります。

 しかし何度やってもうまくいかない。そして本人がこのままじゃまずいぞと思い始めてきたところで少し目線を広げることを提案すると、うまく行きやすくなるとのことでした。

 逆に最短で結果を出す人は、この辺りの見極めがうまいようです。理想の人を追い求め過ぎるのも、落とし穴にはまりやすい。お付き合いの進みやすい相手の見極めをサポートして頂けるのも、そのための選ぶ基準や優先ポイントを一緒に整理して考えることができるのも、多くの事例を見ているプロならではでないかと感じます。

結婚相談所を活用するとしたら、事前に聞いてみたい疑問点

 他にも聞きづらいことを聞いてきました。結婚相談所を活用するとしたら、事前に聞いてみたい疑問点。せっかくなので以下にまとめて紹介します。

Q1.どのくらいの期間で結婚に至る人が多いですか?

 早い人は3ヶ月。時間のかかる人は2年以上。平均すると1年4ヶ月くらいです。

Q2.入会後の活動に割く時間はどのくらいですか?

 使う時間には個人差がありますが、お見合いを月に2回(1回、2時間くらい)、カウンセラーとの面談を月に1度とすると、一ヶ月に1~2日、半日埋まる日が出ます。その他に自宅やスマホで会員検索を行います。

Q3.結婚に至らずに退会される方の理由は何が多いでしょうか?

 ・結婚自体を諦めてしまう
 ・お見合いからの出会いに向いていない
 ・予算的に大変
 ・病気や家族などの事情
 ・仕事が変わった

 などがあります。

 ただし結婚に対しての自己成長や、婚活宣言したことにより周りが協力してくれるようになったなどで、他でご縁が生まれて退会される方も多いです。

Q4.結婚相談所が向いている人はどのような人ですか?

 ・結婚に対して前向きな方
 ・素直な人、頻繁に質問や相談をされる人は結果が出やすい
 ・金銭面や自分の内面と向き合う覚悟を持てる人

Q5.トラブルなどが発生したことはありますか?

 お見合い約束をしたのに(相手を見て)会わずに帰ってしまった人が一人だけいて、その人にはきつく注意をしました。

 ということでした~。

結婚相談所での出会いも恋愛感情を経て結婚に至る

 ここまで結婚相談所について、ブライダルチューリップさんのお話を聞きながら、その利点や特徴、気をつけなければいけないところなどをまとめさせて頂きました。

 お話の中で一つ印象に残った言葉として、「結婚相談所を利用しても恋愛はする」というものがあります。結婚を前提にした出会いとは言っても、そこで出会うのはやはり人と人です。お互いに結婚を意識して活動している者同士ということはありますが、会ってしまえば相手に好意が芽生えるかどうかが最初の一歩です。

 もしかしたら相談所でのマッチングは、最初から結婚を前提としているから恋愛とは違うと思われる方もいるかもしれません。もちろん、昔のお見合いであれば仲人さんの顔を立ててとか、断るのが悪いからという理由で結婚が決まっていた要素はありました。

 しかし現在の結婚相談所は、会って、恋をして、そして一生を共に歩んで良いか決めていく。そのサイクルが通常よりも短期間に一回りするだけです。その意味でもこの「結婚相談所を利用しても恋愛はする」という言葉は納得させられる言葉だなと思います(寺社コンにもそのまま当てはまりますね)。

 そして何より今回お話を伺った桑山社長と市川カウンセラーは、お二人とも結婚に悩んでいる方の力になりたいという想いが強く伝わってくる方でした。桑山社長はもともと「無縁社会」「独居高齢者」「孤独死」などの問題を解決しようとブライダルチューリップを立ち上げられ、一人暮らしのシニア世代婚活を支援されたことから事業を開始されています。

 そしてシニア世代をサポートするうちに、「本当に心配なのは将来がある息子や娘だ」という声を聞き、現在の20~40代の婚活支援を行われるようになりました。

 また、市川さんは1年5ヶ月の間ブライダルチューリップで実際に活動して結婚が決まった方で、自分が悩んだりつまづいた部分なども含めてカウンセラーとして力になろうと今のお仕事をされています。

ブライダルチューリップのインタビュー

ブライダルチューリップさんのオフィスでインタビュー

 今回お話をお聞きしたのはこのお二人でしたが、別のときにお話させて頂いたカウンセラーの方も、やはりご自身がブライダルチューリップを利用して結婚に至り、婚活は大変だった分、同じ悩みを持たれている方の力になっていきたいと仰られていました。

 最後にもう一度言いますが、私は結婚相談所自体を無理に進めるつもりはありません。それは納得せずに試すには安価なサービスではありませんし、また前向きに積極活用しなければ、効果も出にくいと思うからです。この点については桑山社長も同意見で、恋愛アドバイザーとして寺社コン内でミニセミナーを行って頂いた時も、無理に入会を進めるつもりはありませんと仰っていました。

 ですが結婚相談所は、実態が分かりづらいものであることも確かです。そして具体的な情報を知ることができないために、必要な方の選択肢に入らない現状もあります。

 私は結婚相談所を利用するのであれば、ぜひ積極的にカウンセリングを活用してほしいと考えています。自分が結婚に何を求めているのか、どんな相手と一緒になりたいのか。それを明確にしたり、自分のコミュニケーションのどこが人を惹きつけるか、もしくは遠ざけるかをアドバイスして頂いたりなど、どんどんぶつけて吸収していく。それができるのが結婚相談所の良いところですし、それがあればこそ高いお金を払う価値も出てきます。

 寺社コンで良い相手に出会える人は、寺社コンで出会えばいい。結婚相談所で幸せになれる相手が見つかるのなら、それも大正解です。出会いも恋愛も結婚も、百人いれば百通りです。少しでも自分にぴったりな形で、結婚へと向かっていって頂けたらと思います。

 なおもし結婚相談所にご興味を持たれた方がいれば寺社コン限定の特別プランとして、ブライダルチューリップさんに無料カウンセリングやお試し入会、そして入会費の大幅な割引プランも用意して頂いています。これは業界の中でも明確な実績と低価格を誇るブライダルチューリップさんのサービスを、さらに特別な価格で優遇頂いている目玉企画です。

 ご興味ある方がいましたら、以下のフォームからお申し込み下さい。なお、お送り頂いた内容はそのままブライダルチューリップさんに連携させて頂きます。

 また、会社概要や入会費以外の料金プラン、その他情報などは、ブライダルチューリップさんのサイトもご参照ください。なお、この記事は2014年7月のインタビューをもとに作成(2021年8月に数字データを一部更新)しています。記事中の情報(会員数、統計情報など)の最新情報は同じく上記サイトからご確認をお願いします。

 追記:記事タイトルでは「成婚率57.3%~」と書いています(いくつかの場所からリンクを貼っているので、そのままにしています)が、2010年12月から2021年1月の実績では成婚率は59.3%に上がっています。

ブライダルチューリップのオフィス

 ブライダルチューリップさんのオフィスは、このインタビューの後、2014年11月に東京・高田馬場へ移転されました。駅から徒歩3分、神田川沿いで好アクセスな場所にあります。

寺社コン特別プラン

 1st step 特典1 オンラインプチ相談(約15分) ⇒ 無料
 2nd step 特典2 婚活カウンセリング ⇒ 無料
 3rd step 特典3 お試し体験入会 10日間 4320円 ⇒ 20日間 4320円
 4th step 特典4 入会初期費用(初期活動費・登録料・活動サポート費) 105000円 ⇒ 55555円

 (※入会後の活動には上記以外に月会費・お見合い費・成婚料が発生します)

 特典は全てご利用頂いても、1~3つを選んで頂いても構いません。活動内容をよりよく知っていただくためには、なるべく1st~4thの順番でお選びいただくことをお勧めいたします(なお、1st~4thの全てを一度にお申込みしなくても、特別プランの料金は適用されます)。

【Bridalチューリップ特徴】

 特徴1 信頼できる家族、友人のように個別対応で丁寧親切にアドバイス
 特徴2 公的証明書提出の身元確かな5万名の会員と効率的に出会える
 特徴3 24時間365日移動中でも検索マッチングシステム利用可能(スマホも対応)
 特徴4 スピードに合わせて何回でもお見合い可能
 特徴5 facebook「結婚相談所」いいね数2000以上の人気相談所
 特徴6 大手並みのサービスが低料金で利用可能
 特徴7 ご交際やご成婚に全力を尽くしているため、強引な勧誘は一切なし
 特徴8 お客様のご希望に合わせてオンライン相談可能(パンフレットを郵送いたします)

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希望プラン(チェックボックスが表示されない場合は、下の「ご質問・ご要望」欄に希望プラン1,2,3,4という形で数字をお書きください)

1st step オンラインプチ相談(約15分)2nd step 婚活カウンセリング3rd step お試し体験入会4th step 入会(初期費用割引プラン)

ご質問、ご要望など

婚活情報
寺社コン  寺社好き男女の縁結び企画。12年間で500人以上が結婚し、主催者もここで出会った人と結婚しています。同じ趣味の人と出会えるため、初対面でも話がしやすいことが特徴です。ただし知識は不要ですが寺社に興味がない方の参加はお断りしています。
結婚相談所とは何か? 成婚率57.3%のブライダルチューリップ  結婚相談所のサービスを細かく比べると、名前の知られた大手のほとんどは入会費や月会費で稼ぐモデルになっています。会費を抑えて成婚料で収入を得る結婚相談所は入会者を結婚まで導かないと儲からず、大手より遥かに手厚いサポートが受けられます。

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