當麻寺中之坊 松村實昭院主の体験記
2011年6月4日の當麻寺中之坊写仏コン(奈良)にご協力頂いた、當麻寺中之坊の松村實昭院主からイベント終了後の感想を頂きました。
当山のご本尊「導き観音」さまは“良縁”のご本尊として信仰を集めております。今回、参加者の皆様に“良縁”を授かって頂けるのではという期待とともに、私の方も「寺社コン」を開催させていただく“ご縁”に感謝しておりました。縁結びのお手伝いということももちろんですが、お寺に若い方が集まってくださるのはとても有り難いことです。寺院はむかし最先端の文化的拠点であったことを考えると、若い方の活気があふれる寺院というのは私共の願いでもあります。
今回の「寺社コン」では、まずみなさんに勤行に参加して頂き、本尊「導き観音」さまのご縁に触れて頂くことにしました。勤行の後には、毎月16日の「導き観音祈願会」にて音楽を献奏している泉川獅道師に特別に尺八演奏をしてもらいました。尺八は仏道修行とともに発展した音楽ですから、他の楽器に比べて精神性の高いのが特徴です。そういう雰囲気を少しでも感じていただけでしょうか。その後、結縁紐を握って導き観音様のご縁を感じて頂きました。
佛国土の象徴である庭園と、中将姫ゆかりの宝物を展示する霊宝館を拝観していただいたあと、いよいよ写佛体験です。写佛は、仏さまとの対話です。それは佛国土におられるほとけさまとの対話であるとともに、自分自身の中にいる「ほとけごころ」との対話でもあります。同じ用紙に向かっても、みなそれぞれ違う顔の仏様があらわれます。そこが写佛のおもしろいところ。さて、みなさん、どんなお顔のほとけさまが現れるでしょうか??
写佛体験では、自分で自分の集中力に驚くということが珍しくありません。みなさん物音一つたてず、黙々と描いておられました。端で見ているだけでも心地よい雰囲気です。
体験後に参加者の方に感想などを伺いましたが、また描きたいという声もたくさんあり、楽しんで頂けたようで嬉しいことでした。みなさん緊張しながらも少しずつお話もして頂きまして、お寺を後にした後の食事会では大変盛り上がったとも聞いております。これが実際に“良縁”につながったなら、喜ばしいことだと思います。
また、これまでメールでしかお話したことがなかった堀内さんと、ようやく実際にお会いすることができました。私としては、これがいちばん嬉しい“ご縁”です。今後もよいご縁をつづけられますように。そして、よいご報告を期待しています♪
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